篠山楽農スクール閉校式(市長日記H26.2.23)

更新日:2020年03月24日

平成25年5月に開校した「篠山楽農スクール」は、平成26年2月15日に、全8回の講座を終え、閉校式を迎えました。このスクールは、新規就農者や農業後継者の学びの場として、水稲・黒大豆・山の芋・ピーマン・獣害対策について、農業の基礎を学ぼうと希望あふれる29名の方々が勉強をされました。

定年を迎えたり、間近にして新たに農業に意欲を燃やす方が多く、また親のあとを継ぐため、篠山に来て新たに農業を始める方もあります。

最終回では、「農産物の付加価値化(6次産業化)」をテーマに講義がありました。

 講義では、農産物を、「どのようなお客様をターゲットにするか」「どのような情報をお客様が求めているか」「どのような方法で商品をPRするか」を明確にすることが大事であると、グループ討議も交え、教えて頂きました。

 また、最後に受講生からは、「良い勉強となりました。頑張っていきたい。」「お米や黒豆また、新たな野菜も栽培したい。」「この1年で築いた、受講生とのつながりをもっと深めたい。」と、意欲的なお話を頂きました。

 今後は「入門コース」と「専門コース」のように分けてこのスクールを益々発展させてほしいとのお話もあり、早速、来年度から取り組みたいと考えています。

黒いジャケットを着た女性が壇上に立ち最後の講義で農産物の付加価値化(6次産業化)についての説明を熱心に聞いている受講生の後ろ姿の写真