権利擁護市民フォーラム(市長日記H26.2.4)

更新日:2020年03月24日

 2月2日日曜日、篠山市民センターにて平成25年度権利擁護市民フォーラム「孤立を防ぎ権利を守る~支え合える地域づくりを目指して~」をテーマに、開催しました。

 今年で4回目になる啓発劇では、230名の会場の皆様から温かい拍手をいただきました。

 篠山市の松本係長が脚本、前田部長、横山課長をはじめ、市職員、社協職員が出演し、川端 ヒロユキさんが舞台指示をされました。

 私も出演したのですが、「世界のみなさん こんにちは」と、あとちょっとのセリフです。

 それにしても、前田部長演じる前田のじいさん、そのこわい息子の横山君など、迫真の演技で、笑いから、そしてなんと終わりの方ではみんな泣いておられました。びっくりしました。感動の舞台です。篠山の人気劇団、花いちにも負けません。

 こんな意欲的な職員に誇りを感じます。

 今回の内容は、認知症の親と生活する息子と、障害のある娘と暮らす父親のふたつの家族が登場。生真面目な男性介護者が地域から孤立し、介護疲れや父親の娘を思う気持ちが強く、介護を受ける側の立場を考える余裕がなくなり声を荒げてしまいます。

 その後、自治会長や民生委員をはじめ地域の人たちの温かい言葉と専門相談機関が一緒になって支えていくなかで、地域がつながることで、それぞれの権利を守ることができました。

 参加いただいた方からは、「権利擁護や虐待は難しい言葉のようだけど、普通に暮らせるようにしていくことなんやね。周りの困ったに早く気づいて相談し、私も困った時には助けてと言えようになるわ。他人事ではありません。」との感想をいただきました。

舞台の上でソファーに腰かけて話をしている男女3名とテーブルに座っている女性と話をしている男性が2名写っている写真
舞台の上でテーブルに座っている男性が散らしたごみを別の男性がごみ箱へ入れようとしている写真
舞台の上で長机と椅子が設置され男女4名で話し合いが行われている写真
舞台の上で車いすに乗った女性の後ろにいる男性と話をしている介護職員2名の写真