ユニトピアささやま40周年(市長日記H26.6.29)

更新日:2020年03月24日

篠山市でいちばんの観光、交流、宿泊施設である「ユニトピアささやま」が40年を迎えられ記念式典がありました。

ここは、昭和48年松下電器産業(パナソニック)の労働組合が設立され、篠山市を代表する施設として運営されています。

聞けば、当時、日本列島改造論で日本中で、自然破壊がすすむなか、破壊から自然を守る、人と自然と共生の拠点として、数ある日本中の候補地から、ここ丹波篠山を選んで頂いたとのことです。

今も、「自らの手で自然を守り、大自然の中で人間性の回復や連帯性を高める憩いの場」として自然環境を維持しつつ、

  • 雑木林再生…クヌギ、カブトムシなど
  • 棚田再生…米や野菜づくり、菜の花、ミツバチなど
  • 小川再生…カワニナ、ホタルなど
  • 古民家再生…里山エコハウス(自然エネルギー活用)

などに取り組んで頂いています。

また、手作りの広大な花壇も大変きれいです。

京阪神などから家族連れや、学校、企業の研修などでたくさんの方々にお越しいただいています。

この自然との共生は、篠山市のめざす理念でもあると思います。

「ユニトピア」は自然と生きる理想郷(ユートピア)から来た名前だということですが、篠山市がここを中心にユートピアになるようにと思います。

どうか益々のご発展をお祈りしています。

舞台に用意されている祝い樽を法被を着た方達でいっせいに蓋を叩いている写真
舞台の上で法被を着た4人の女性が大きな太鼓を叩いている写真