味間こども園 苦戦中(市長日記H26.7.9)
昨年から検討中の味間認定こども園の場所選定について、苦戦しています。
平成22年度から、味間認定こども園をスタートし、就学前の教育、保育をはじめましたが、施設がすみよし園(本園)とおとわ園(分園)に分かれ、一体化した施設整備が求められてきました。
更に味間地区のこどもの数が増え、今の部屋数では足らなくなります。
そこで、教育委員会において
- (1)案 現在のおとわ園に増設する
- (2)案 篠山駅西口の市営駐車場に新設する
との案をまとめ、昨年度から自治会長、まちづくり協議会、保護者会などに説明し、ご意見を求めてきました。
環境面では、(1)案の方が自然に囲まれ、カエルやエビガニなど体験もできますし、音羽の森として整備されたなかにあります。
(2)案の方は、国道、JRに近く、また、二階建てになってしまいます。
しかし(1)案は保護者の送迎の車両の安全性が保てず、駐車場が確保できないのです。
そこで、(2)案で防音などの対策をとる方が、現実的と考えられます。
保護者は(2)案で、できるだけ早期にこども園、そして学童保育もできる体制を望まれる声が多数です。
しかし、地域の方は(1)案で、道路整備など工夫する方法はないものかとの声が強くあります。
昨日も、音羽の森を整備して頂いた地域の皆さんと意見交換をさせて頂き、更に検討を続けることとしています。
費用的には、いずれにせよ、4億~5億円もかかる、今の篠山市にとって、大事業です。
更新日:2020年03月24日