みちくさの会作業所 20周年(市長日記H26.7.24)

更新日:2020年03月24日

みちくさの会は平成2年に精神障害者の家族によって発足し、精神障害者やその家族が気軽に集まれる場、作業ができる場をつくってきました。

名前の由来は、道端に生えている野草で、踏まれても蹴られても根強く立ち上がるということと、少し病気という人生のみちくさをしたけれど、みちくさの会に来ることによって社会参加する意味をもっています。

平成6年に、郡家の地にて、地域の理解を得て、作業所を開設され、20周年を迎えられました。平成16年にはNPO法人を取得され、現在では、八上の高城山のふもとで、「ふるさと館みちくさ」「喫茶みちくさ」そして河原町にグループホーム「みちくさ」を運営をされています。

「ふるさと館みちくさ」は、就労支援を必要とする人の通所施設で、印刷、農作業、古紙回収などをされており、毎年篠山ABCマラソン大会で参加者に配布するTシャツや全国車いすマラソン大会の記念タオルの印刷をしてもらっています。

「喫茶みちくさ」は同様で、喫茶・食堂をされており、安くておいしい定食もあります。

この20年の間に、充実した作業所になったものと思われ、関係者の大変なご努力に心から敬意を表します。

作業所の設立にご努力された方、場所や仕事確保に貢献された方、利用者の指導や健康維持に尽力された方などに感謝状が贈られました。

みちくさの会作業所の関係者が感謝状を持ち記念写真
舞台で演奏しているのを、見ている観客の写真