被災者生活再建支援金(市長日記H26.8.1)

更新日:2020年03月24日

6月議会で決定した「篠山市被災者生活再建支援条例」により、昨年9月の台風18号で大きな被害を受け避難生活を続けておられる市内の2世帯に対して、基礎支援金100万円を支給する決定通知書を交付しました。

今後、住宅を建築される時は、更に支援金200万円を支給することになっています。

国の被災者生活再建支援制度は、一定規模以上の自然災害にしか適用がなく、昨年9月の台風18号の被害では、これに該当しないとされます。そこで篠山市独自で救済しようとするもので、全国的にもほとんど例がなく、県下では初めてとなります。

議会提案の条例ですので、市議会を代表して議会運営委員会の國里 修久議員にもご出席頂き、励ましのごあいさつをしてもらいました。

支援金支給決定通知書の交付を受けた本井 一寿さん(篠山市辻)は「篠山市の配慮を頂き助かります。何とか生活を立て直したい」と語られました。

現在は家族は市営住宅に移っておられ、ご本人は今も自治会長を務めておられますので公民館に寝泊まりされています。

十分な金額ではありませんが、2世帯とも市内での再建を計画されておられますので、1日も早く被災前の生活に戻るためにお役に立てればと思っています。

國里 修久議員の横で市長と本井 一寿さんが支援金支給決定通知書を持って写っている写真

左は 國里市議会議員(議会運営委員長) 右は 本井さん