篠山環境みらい会議 活動報告会(市長日記H26.8.13)

更新日:2020年03月24日

先日、市民センターで開催された「篠山環境みらい会議 活動報告会」に出席しました。

篠山環境みらい会議は、平成23年4月、環境基本計画を推進する組織として設立され、現在は12名の委員が活動されています。

各部会の活動報告の内容は以下のとおりです。

環境教育部会「子どもたちの環境学習支援ツールの提案」

小学校の先生にヒアリングし、環境学習講師派遣事業「エコ・ティーチャーのおもしろ環境講座」を市に提案し、平成24年より市の事業として、いまでは多くの小学校に利用していただいている。また、川の環境学習プログラムや、自然の豊かな川、逆にコンクリートづけの川の評価をしました。

里山部会「剛山におけるモデル的里山整備の実践」

市民団体や地域による新しい里山整備のモデルとして、日置地区の剛山において里山の整備作業を実施している。竹木を伐採し、薪や竹炭の利用を研究したり、展望台を整備するための階段を設置したりするなど、楽しみながら取り組んでいる。

エネルギー部会「市民発電所の可能性を探る!」

東日本大震災による原発事故を機に、風力発電、バイオマス、太陽光など再生可能エネルギーに関する学習会や市民にエネルギーに関するアンケート調査を実施するなど、市民の再生可能エネルギーに関する声を聞いてきた。そうした声を基に、エネルギービジョンの策定などを盛り込んだ「エネルギーに関する提言書」を市長に提出した。昨年度からは、公共施設(中央図書館)の南側の屋根を借りて太陽光パネルを設置し、市民発電所ができないか調査研究を行ってきた。

それぞれのお取組に敬意を表します。

大きな課題は、この会議の取り組みが少人数の活動にとどまり、市民に知られていなかったり、市民への動きに繋がっていないことと思います。

例えば、川づくりの提案をして頂けていたり、里山整備を市内に広げたりするための提案をして頂いたりして、市や市民の環境活動をリードするように、更によろしくお願い出来たらと思います。

篠山環境みらい会議の活動報告会会場でスクリーンの前で男性が立って話しをし、在籍する委員が椅子に座って聞いている後ろ姿の写真