雨中のテニス練習(市長日記H26.8.27)

更新日:2020年03月24日

  1. 8月24日(日曜日)は篠山市の軟式テニス選手権大会(森本杯)で、私はご来賓兼、選手として出場の予定でした。
    万難を排し、この日を空けてもらっていたのに雨で中止となりました。
    小雨になってきたので、高校生の野々口君と乱打(コートでボールを打ち合うこと)をしていたら、青年の2人組が試合をしましょうというので対決しました。
    雨でびしょ濡れになり、コートも水がういている中、ゲームが1つ終わっても、彼らはまだまだ練習をしたいと言います。
    初めは、普通のチームかと思っていたら、とてつもなく上手な選手たちで、体力・技術・パワー・俊敏さなど抜群でした。
    こちらは高校生と、私も帽子を被っていたので、少し若いと誤解されたのかもしれません。
    本当に上手な青年たちと一緒させて頂きましたが、途中から手も足も出せませんでした。

 

  1. 市内での軟式テニスの試合は、一昔前までは、篠山市の私たちが中心で、あと三田市、丹波市から来られる位でしたが、今は違います。
    阪神間、大阪、西脇などから府県下でトップクラスの選手も来られます。
    賞品の黒豆や地元野菜も喜ばれています。
    おかげで、全国レベルの上手な選手の皆さんと試合ができます。
    良い選手の皆さんと試合ができるだけで、嬉しいのですが、ただ、勝ち上がることはできず、もう10年以上優勝争いをしたこともなく、予選敗退で、年とともにだんだん衰えていく一方です。

 

  1. この試合は、「森本杯」と言いますが、これは河原町の森本書房の森本さんのことで、現在84歳、まだまだ健在で、今年も出場予定でした。
    半世紀以上にわたり、テニス一筋、練習は休まず、かつては土のコートでライン引きなどの準備をするのですが、いつも一番乗りでした。
    真夏でも、暑い中、倒れそうになりながらテニスをやるのが健康的だということから、この8月に森本杯をしているのです。
    この調子で90歳になっても、コートに立ってほしいと応援しています。
    私は、この森本さんと試合をすると、心が優しいため、顔を見ただけで手がびびって失敗をしてしまうのです。
    その私のミスを森本さんが喜ぶので、クソーと思い、また、余計失敗するのです。

 

  1. 一緒にテニスをした青年は、市立尼崎高校の出身ということがわかりました。
    ここは県下で最も強豪高校です。
    ここで、私の自慢話があるのです。
    高校3年の時の総体の県大会、団体戦の準々決勝で、篠山鳳鳴高校は第1シード市立尼崎高校と対戦しました。
    団体戦は3ペアの対戦です。1ペアめ、5分もたたないうちにすぐ負けてきました。2ペアめが私です。何と1勝をあげたのです。ゲームカウント4-2、今でも覚えています。テニス人生最高の1勝でした。
    3ペアめは途中までゲームカウント2-2と頑張りましたが、負けました。
    あわや大金星で残念無念でしたが、力の限りでした。
    次の年には、他校からの試合申し込みが殺到したのです。

 

  1. 尼崎の青年たちには、益々の大活躍を期待します。野々口君も中学校の先生になって、子どもにテニスを教えるため、勉強も頑張ってください。
    ​​​​​​​私はと言えば、もう60の大台目の前なのですが、これにくじけず、帽子をかぶればマダマダ若いゾ、足腰は40台と言えるよう、森本さんを見習って頑張ります。