「アナ雪」について、議員会派からの申し入れ(市長日記H26.8.26)

更新日:2020年03月24日

篠山市議会の「高志会」(大上 磯松、恒田 正美、木戸 貞一の3人の議員で構成)から、申し入れを受けました。

要は、
「アナと雪の女王」上映中止にともない、チケット代金を返金するだけで足りたのに、ビデオをお渡ししたのは行き過ぎだというものです。

これについて、

(8月19日と22日付の市長日記にも触れていますが)

  1. 篠山市に責任が無いのなら、チケット代金返金で足りますが、有料でホールでの上映自体が違法と認めざるを得ませんので、篠山市としてはチケット購入者に「見られなかった」損失を補償する責任があると判断したものです。
    その責任の取り方については、福知山や三田からの出張上映、時期を遅らせての上映、ビデオの貸し出し、ビデオレンタル券の交付など検討しましたが、いずれも無理であり、幸い、ビデオが相当数確保できることが判ったため、これを交付することとしました。
    プレゼントをしたという趣旨ではありません。
    しかも、市販のビデオはDVDとブルーレイの2枚1組ですので、どちらか1枚とし、また家族で1枚としました。
  2. この上映については、広くポスターや田園交響ホールの催し物案内に記載したりしていましたので、市民に中止をお知らせしなければならないと考え、新聞に中止を掲載して頂きました。
    ただ、詳しい中止の理由、経緯までは触れられていませんので、市民の方への説明を尽くしたいと考えます。
  3. 私とて、市長という立場で、市の責任や職員の落度を認めるのは躊躇する部分もあります。
    「市には責任がありません、悪いのは業者です。ディズニーの方針転換です。」という方が楽かもしれません。
    しかし、それはやはり、真実をごまかしてしまうことになってしまいます。
    きちんと責任を認め、誠実に処理しているものです。
  4. にも関わらず、この会派の一議員さんがある方とのフェイスブックのやりとりをされていますが、その方のお言葉は余りに汚い言葉ばかりで、残念でなりません。
  5. 最終的には、市民の税金を使わぬよう努力します。