農事組合法人 西谷生産組合(市長日記H26.8.20)

更新日:2020年03月24日

西谷地区内の農家の皆さんが集まる西谷生産組合が、法人化され、「農事組合法人 西谷生産組合」を設立され、この度、報告に来て下さいました。市内の集落営農組織の中で、2つ目の法人組織となられました。

組織を法人化されたことで、いくつかメリットがあり、ひとつとして、これからは、「西谷生産組合」が組織として農地を借りることができるようになります。

地域の高齢化で、「農業が続けることが難しい」という農地が日本全国で増えている中で、西谷生産組合では、組織として、そういった農地を借りて、集落みんなで作業していくという、言わば、「集落の農地は集落で守る」という仕組みを整備されました。

代表の井上 淳史さんは、「地域の若者が、手伝ってくれている。組合を、そして、西谷を盛り上げていきたい」と張り切っておられます。

実は、2014年は、国連において、「国際家族農業年」と世界的に定められました。

これは、家族農業・小規模農業が食料生産の基盤として大きな役割を果たしていることを、改めて再確認するために定められたものです。

このように、全世界において、家族農業・小規模農業を大切にしていこうという流れの中で、集落の農業を盛り上げていこうと考えておられる西谷地区のみなさんは、まさに、篠山市におけるモデルと言えます。

是非、がんばってください。

長澤 義幸さん、井上 淳史さん、岡本 雅雄さんの3名が並んで座り、話をしている写真

左から西谷生産組合理事の長澤 義幸さん、代表理事の井上 淳史さん、理事の岡本 雅雄さん

長澤 義幸さん、井上 淳史さん、岡本 雅雄さんが市長や関係者の方々と談笑している写真