世界の皆さん ニイハオ(市長日記H26.9.30)

更新日:2020年03月24日

ユネスコ創造都市ネットワーク会議のため、中国の成都に行ってきました。
市長になって初めての海外出張でした。

 26日(金曜日)の午後5時30分に成田発の直行便(全日空)で、約5時間です。
この飛行機には、中国人の方も多く乗られ、日本での買い物を沢山さげておられました。
出発前になっても席を立ったり、座ったりで、にぎやかです。
この飛行機は、ちょうど篠山市の上空を飛んで、福岡、長崎から海を渡りました。

成都に着いて、先ず感じたのが、それほどひどくはありませんが、空気が汚れて、もやがかかっている感じです。
内陸部の歴史的なまちという印象とは違い、高層ビルやマンションが立ち並んでいました。
成都市は四川省の省都で、何と人口は1600万人という、大都市です。
中心を流れる川は茶色で、車や単車が沢山、走っていましたが、空気の汚れもあってか、私の車のように、あまりきれいとは言えませんでした。
車は右側通行、横断歩道を渡る時、危なかったのですが、それは後でわかったのですが、歩行者より車が優先だそうです。

さて、会議ですが、9時からと決まっていても9時前に席に着いているのは日本人ぐらいで、なかなか始まりません。
しかし、会議での議論は、どの国の人も活発で、真剣でした。
創造都市の事務局をユネスコに置くのか、独立するのか、参加国の責務とか、加盟申請のあった場合の選考とか、議論されました。
アジアの国以外では、特に女性の活躍が印象的でした。

現在、加盟都市は41市あり、「文学」「映画」「音楽」「クラフト&フォークアート」「デザイン」「メディアアーツ」「食文化」の7部門に分かれています。
篠山市は今年3月に登録申請を出しましたが、申請中の国が50カ国以上あるということです。
すぐには、登録が認められるのは難しいと思いますが、申請を出している「クラフト&フォークアート(工芸、民族芸能)」の部門の皆さんと仲間入りをさせて頂くことになりました。

サンタフェ(アメリカ)、フェブリアーノ(イタリア)、パデューカ(アメリカ)、イチョン(韓国)、金沢(日本)、アスワン(エジプト)、杭州(中国)の各国です。

(以下、続く)

成都市の町中の高層ビル群と車が行きかう道路の写真

成都市

大きなスクリーンと席について会議に参加している各国の代表者の写真

ユネスコ創造都市ネットワーク会議