篠山市保健衛生大会でダンボールコンポストの講演(市長日記H26.9.17)

更新日:2020年03月24日

先日、丹南健康福祉センターにおいて、篠山市保健衛生大会が開催されました。

はじめに、保健衛生活動に献身的に活動いただいた衛生委員様に、篠山市保健衛生推進協議会会長より功労者表彰が手渡されました。

特別講演では、ダンボールコンポストの普及でご活躍されています、黒谷静佳氏に、「最も身近で誰もができるエコ活動」~ごみ袋が軽くなる!!ダンボールコンポストの作り方~と題した、講演と実演をいただきました。

講演は次の様な内容でした。

皆さんは「ダンボールコンポスト」をご存知ですか?

コンポストとは英語で堆肥を意味します。

ダンボールという身近な材料を使い、微生物の分解により堆肥を作る生ごみ処理器を「ダンボールコンポスト」と呼んでいます。

手間も費用もかからず家庭の生ごみは減り、しかも臭いがあまり出ないことが特徴で、作った堆肥はご家庭菜園や、ガーデニングなどに使用できます。

食べ物は、食べなければゴミになります。つまり、食べ残しが多いほどごみの量は増え、ごみを処分する際に、たくさんのエネルギーを使ってしまうことになります。

残さずに食べることが一番ですが、残してしまった食べ物はダンボールコンポストでエネルギーを使わずに堆肥化し、エコにつなげましょう。

篠山市では、このダンボールコンポストを広めるために、講習会を行ったり、簡単な作り方を掲載したパンフも作成しています。ぜひ実践いただき、ダンボールコンポストの輪を広めてください。

ダンボールコンポストの作り方を掲載します。一度チャレンジしてください。

ダンボールコンポストの材料の写真と、用意するものの説明の画像
ふた・底を作成する際の、手順を写真と文章で説明している画像
箱の立ち上げ部分にガムテープを貼り、本体の箱を完成させる際の手順と写真の画像
足を作って、完成させる際の手順写真と説明画像
ピートモス、もみ殻くん炭を水で混ぜ合わせる工程の写真と説明画像

以上で出来上がりです。

中に入れる生ごみは、微生物が分解しやすいもの(好むもの)と分解しにくいもの(嫌うもの)があります。

分解しにくいものは入れないようにすると微生物が元気になります。

分解しやすい生ゴミ○(マル)

ごはん、野菜くず、卵の殻、果物(柑橘類を除く)、天かす、きな粉類、魚、肉、お菓子、パン、米ぬか、食用廃油

分解しにくい生ゴミ×(バツ)

たまねぎ、にんにくの皮、肉の骨、とうもろこしの芯と皮、落花生の殻、栗の殻、かにの殻、果物の種