第22回 兵庫県茶業振興大会(市長日記H26.9.2)

更新日:2020年03月24日

8月29日に丹波農業研修センターで兵庫県茶業振興大会が開催されました。

この大会は県下のお茶の産地で開催されています。

兵庫県では、篠山市、三田市、加東市、神河町、佐用町、朝来市などがお茶の産地です。

実は丹波篠山は、県下一のお茶どころで、江戸時代には大阪の市場で流通するお茶の半分が丹波篠山産であったとも言われるほど歴史があります。

この大会の場で、第55回兵庫県茶品評会の表彰式も併せて開催されました。品評会は7月4日に県下の59点の出品されたお茶から、外観、滋味、水色、香気のそれぞれの審査基準から優れた茶葉を審査されたものです。

受賞者の内、農林水産大臣賞はお隣りの三田市の方が選ばれましたが、それ以外の賞は篠山市の方が全て受賞されました。

主な受賞者の方は、

  • 近畿農政局長賞…酒井 一行さん
  • 兵庫県知事賞…波多野 ふみ子さん
  • 日本茶業中央会長賞…丹波篠山茶生産組合
  • 全国茶生産団体連合会長賞…田中 淳夫さん
  • 関西茶業協議会長賞…谷後 茂二さん
  • 兵庫県製茶商工業協同組合理事長賞…田中 慎晃さん
  • 兵庫県農業協同組合中央会長賞…安井 保さん
  • 全国農業協同組合連合会兵庫県本部長賞…田中 巨志さん
  • 兵庫県茶業振興協会長賞…田中 英夫さん
  • 地域優良賞…原 喜与一さん
  • 地域奨励賞…佐貫 勉さん

お茶の生産に関わられてきました皆さんに心より敬意を表します。

篠山市では、お茶の生産者も高齢化や後継者が問題ですが、一昨年にはJA茶工場の改修も実施され、新たに地域でお茶を盛り上げていこうと取り組みを進められています。

市役所でも、会議には丹波篠山茶のペットボトルを会議用のお茶として使い、市内外からお見えになる方に少しでも、「丹波篠山茶」を知っていただくようにしていきます。

来年には、農林水産大臣賞を受賞できるよう品質の高いお茶を作っていただくよう、今後の農家の皆さんの健闘をお祈りしたいと思います。

舞台に上がって、胸に赤い花の胸章リボンを付けた酒井 一行さんが表彰をされている様子の写真

近畿農政局長賞 酒井 一行さん

舞台に上がって、胸に赤い花の胸章リボンを付けた波多野 ふみ子さんが表彰をされている様子の写真

兵庫県知事賞 波多野 ふみ子さん

舞台に上がって、胸に赤い花の胸章リボンを付けた柳澤さんが表彰をされている様子の写真

日本茶業中央会長賞 丹波篠山茶生産組合 柳澤さん