創造都市シンポジウムと河原町アートフェスティバル(市長日記H26.9.19)

更新日:2020年03月24日

9月16日(火曜日)に篠山市民センターにおいて、前ユネスコ事務局長 松浦 晃一郎氏をお招きしてシンポジウムを開催しました。

篠山市は、ユネスコが提唱する「創造都市ネットワーク クラフト&フォークアート(直訳すると、工芸と民俗芸能)」に加盟を目指して、創造的なまちづくりをすすめているところです。

今年の3月に申請をし、審査を受けています。

松浦氏講演の中で、「昨年作成された、篠山市創造都市推進計画はよくできているし、まちづくりも評価できる、あとは工芸、芸能中心に据えた事業を継続してほしい」と話されていました。

現在、国内では浜松市(音楽)、新潟市(食文化)、鶴岡市(食文化)、篠山市(クラフト、フォークアート)の四市が申請中とのことです。

その後、佐々木 雅幸氏(同志社大学客員教授、文化庁文化芸術創造都市振興室長)、中西 薫氏(篠山市創造都市推進委員会委員長、丹波古陶館館長)、金野 幸雄氏(一般社団法人ノオト代表理事)、松浦 晃一郎氏に「創造農村・篠山とユネスコネットワーク」について、対談していただきました。

中西氏は、「景観が保たれても人がいないとどうなる」という危機感を持たれ、河原町アートフェスティバルを開催されました。

このイベントは、9/13~23まで、河原町妻入商家群で開催されていて、今年は、30軒の家に44人のアーティストの作品が展示されています。

古いまちなみに現代アートが調和し、若い人など多くの方にお越し頂いています。

ぜひ、伝統町並みとアートをご覧ください、9月23日(火曜日)までです。

金野氏は、「篠山の城下の町屋を宿泊施設にして活用していきたい」と話されていました。

ユネスコ創造都市ネットワークに加盟には、少し時間がかかるように思われますが、粘り強く取り組みます。

スクリーンの下で男性4名が座って討論している写真
男性が演台の前にてマイクで話している内容を会場に来ている人たちが真剣に聞いている写真
青空の下、沢山の人たちが古いまちなみを歩いている写真

古いまちなみと現代アートが調和しています

大きな手作りの人形の前で2人の子供が見ている写真
沢山のカラフルなてるてる坊主がつるされて、親子で作っている写真