11月15日に「荘園文化フォーラムin篠山大山」(市長日記H27.10.27)

更新日:2020年03月24日

篠山市の大山地域は奈良時代から真言宗総本山・東寺(とうじ)(京都市)の荘園「大山荘(おおやましょう)」でした。
この東寺の荘園運営などについての史料「東寺百合(ひゃくごう)文書」が、この10月10日、ユネスコの世界記憶遺産に登録されたのです。
これにより、大山の歴史が未来にわたり、また、世界のなかで引き継がれていくこととなります。

そこで、大山地区あげて、11月15日に大山小学校でフォーラムが開催されます。
「東寺百合文書と大山荘」と題し、荘園研究の第一人者により、百合文書に書かれた大山荘についてお話を聞くとともに、池尻神社人形狂言、追入神社子供三番そうの伝統芸能上演、昼食には大山の天内芋、福井県太良荘のお米、愛媛県弓削島荘の天然塩を使ったお弁当もあります。

これに先立ち、10月24日から29日まで、市民センターで「荘園文化パネル展」が開催中です。
広大な原野を水田にするための水田開発の記録や、厳しい年貢の取り立てに苦しんだ農民のくらし、宿場として栄えた追入集落に伝わる伝統芸能などを紹介されています。

荘園文化を広める会のパネルの写真
荘園文化フォーラムのポスターの写真
「荘園文化パネル展」を女性2人が見ている様子の写真