職員プロジェクト中間報告(市長日記H27.11.25)

更新日:2020年03月24日

篠山市の大切な課題について、仕事の持ち場を離れ、職員が調査、研究する職員プロジェクトの取り組みについて、本年度の中間報告がありました。

(1)篠山のお米を食べて健康隊

「ごはん」のいいところを再確認しました。
「粒」だから消化吸収がゆっくりで太りにくい、食物繊維で腸内環境も良好に保つ、大切なタンパク源、ビタミン、ミネラルも。また、野菜などおかずとのバランスもとりやすいのです。
リーダーの神田君が「篠山のおいしいお米を食べて健康で美しく」を、自分の体で証明します。

(2)篠山の木のぬくもりを広める

新生児のお祝いに木のおもちゃを贈ることや、公的施設で木材利用を広めること、住宅リフォーム助成、三世代ファミリー定住助成に篠山産木材利用の場合、上乗せすることなどを提案しました。

(3)人にも生き物にもやさしい草刈

農会長へのアンケートでは、草刈をする目的は、農作業の妨げにならないよう、害虫が発生しないよう、景観を美しく、近所の手前などです。
夏場ではおおむね月1回程度行われており、回数を減らすとすると年3回程度とされます。
東雲高校との実証実験では、極端に長くならなければ農作業にさほどの影響はない、草の長さに比例するように害虫とされるカメムシやウンカも多くなるが、それを捕食するカマキリやクモも多くなる。
草刈をあまりしていなくても、虫の大発生はなく収穫量や品質への影響は見られない、とのことでした。
これをもとに専門家や農会とともに更に検討をすすめます。

(4)日本遺産のまち推進とデカンショ

デカンショ祭で、子ども達のヤグラデビューを企画するなど、盛り上げました。
デカンショの保存、継承のため、職員で構成するデカンショ同好会「(仮)デカンショ職員会」を結成することを検討します。
また、日本遺産としてのまちの魅力を更にどのように高めていくか検討します。

よく頑張っていると思います。
最終のまとめができて、市の施策となるよう大いに期待しています。

職員が席に座ってスクリーンを使いながら中間報告をしている写真

篠山の木のぬくもりを広めるプロジェクト

研究職員がみんなで立ち代表者の男性がスクリーンを使って発表している写真

人にも生き物にもやさしい草刈の研究プロジェクト

職員たちがスクリーンの前でデカンショ踊りを披露している写真

日本遺産のまち推進とデカンショプロジェクト