みんなの手話言語条例(市長日記H27.12.22)

更新日:2020年03月24日

昨年の12月19日に篠山市みんなの手話言語条例を制定し、1年が経ちました。本年4月から施行しています。
条例に定めている「手話施策推進委員会」を7月から3回開催し、委員のみなさんに手話施策推進方針(案)をまとめていただき、12月17日、手話施策推進委員会小林委員長(兵庫県聴覚障害者協会副理事長)、委員の大内さん、細見さん(丹波ろうあ協会)から報告を受けました。

ろう者の暮らしや困りごとを理解した上で、手話の理解、普及を進めることや、病院やスーパーなどで意思疎通や情報取得に不安があることから、推進方針(案)では、「手話を必要とする人が安心して暮らせるよう、手話で会話ができる篠山市をめざす」と推進目標が掲げてあります。
具体的な取り組みとしては、医療機関やスーパー等での手話に対する理解の働き掛けや、講座を開催し手話を学べる環境を整備すること、手話通訳者の継続的な養成などに取り組むとされています。

この方針(案)を受けて、来年3月までに篠山市手話施策推進方針を策定します。また、今年度中に市役所、救急などの場面にもコミュニケーションボードを設置するなど具体的に施策を進めていきます。

市長室で男性が立って資料を読んでいて、市長の右横の女性が手話で前に座っている3人に話をしている写真
女性、男性2人がポスターの表紙を見せてる写真
市長と男性2人と女性で、みんなで1枚の書類を持って記念写真