「世界の皆さんこんにちは」が本当になりました(市長日記H27.12.14)

更新日:2020年03月24日

12月12日、篠山市がユネスコの創造都市への加盟が認められました。
今年認められたのは、国内で篠山市だけです。
4月の日本遺産のまち認定とあわせて、20年分の盆と正月がいっぺんに来たような、大きな喜びです。
酒井市長には、おキツネさまがついているのではないかと言われますが、そうなんです。おキツネさまやおタヌキさま、パンダさん、みなさんのおかげです。

創造都市とは、「地域の文化や魅力を活かし、産業に結びつけ、活性化を図っていくまち」とされます。
ユネスコ創造都市ネットワークの加盟都市は今回加盟した都市を含めて116市あり、「文学」「音楽」「映画」「クラフト&フォークアート」「デザイン」「メディアアーツ」「食文化」の7部門に分かれています。
国内で既に加盟されているのは、神戸市、金沢市、札幌市、名古屋市、浜松市、鶴岡市です。

篠山市は「クラフト&フォークアート(工芸、民俗芸能)」部門で、丹波焼、小京都といわれるまちなみや集落を支える建築、日本の農村を代表する文化、祭礼、自然環境などに篠山の食を加えてPRしました。
この部門で、サンタフェ(アメリカ)は歴史的なまちなみが残り、ここに多くの芸術家が移り住んでいます。イチョン(韓国)は都市と農村がバランスよく発展した都・農複合都市で、国宝級のお米と利川陶磁器が有名なまちです。

これも、城下町のまちなみや農業、自然や文化などを大切にしてこられた先人、先輩のおかげです。
これを、途上国など世界にむけても持続可能な都市発展のモデルとなるよう、取り組まなければなりません。

ユネスコに提出した篠山市を表す3枚の写真です。

大勢の市民が浴衣を着て踊っている丹波篠山デカンショ祭の写真
のどかな田んぼのあぜ道を6台の金神輿丹の上に子供たちが乗り大人が引っ張って練り歩く丹波篠山三大まつり佐佐婆神社例祭の写真
男性と女児が窯で熱そうに火を起こしている丹波焼の写真

記者発表の様子 河合雅雄先生と

ユネスコの創造都市への加盟が認められた際の左端に河合雅雄先生、横に市長が並んで座っている記者会見の写真