産業廃棄物中間処理施設の検討会(その2)(市長日記H27.4.22)

更新日:2020年03月24日

  1.  この施設の問題点は、大きく(1)汚水排水 (2)粉塵 (3)景観 にあります。
     事業者は、(1)そもそも有害物質は受け入れないし、処理水は排出しない。雨水についても、敷地を清掃したりできるだけ流出させない。(2)粉塵については、絶えず放水し、ベルトコンベアの左右、上下にカバーを設置し、流出させない。(3)篠山市の景観計画と指導を遵守する。
    というものです。
     これについて、篠山市から特に(1)について更に万全を期されるようお願いしているところです。
  2.  設置にあたって必要となる手続きとしては、(1)兵庫県の産業廃棄物処理法の許可 (2)篠山市のまちづくり条例にもとづく開発許可があります。
     (2)のまちづくり条例では、開発については市民説明会の開催や地域の合意を必要として、質の高い開発を誘導し、より良い篠山市をつくろうとしているものです。
  3.  産業廃棄物施設と言えば、汚い有害なもののように受け取られ、一方、リサイクル施設と言えば、環境に適合した良いもののように受け取られます。
     地域やわずか100メートルも離れていない隣接地所有者への説明をしないまま、着工されたことが、問題をより難しくしてしまいました。