地域のシンボル八上小学校を後世へ(市長日記H27.4.5)

更新日:2020年03月24日

この度、篠山市立八上小学校の木造校舎が、兵庫県の景観の形成等に関する条例(景観条例)に基づく、景観形成重要建造物に指定されました。
この八上小学校は、温かみのある木目の壁に、薄ピンク色の窓枠。昭和の面影が残る木造校舎です。
 今回の指定は、篠山市内では篠山市大山上の西尾家住宅、篠山市日置の中立舎(ちゅうりゅうしゃ)に次ぐ3番目であり、学校施設としては初めてで、歴史的・文化的価値があると高く評価頂いたことは、篠山市として大変喜ばしいことだと思っています。
 自分の出身校ではなくとも、どこか懐かしさを感じ、幼少の頃の思い出がよみがえってくるような、親しみのある校舎。校舎内の二階へと続く階段は、長年の子どもたちの上り下りによって角が丸くなり、よりいっそう温かみが増しています。八上小学校は今でも子どもたちの学やとして、地域の皆様に見守られながら現役を続けています。
 つい先日、篠山小学校が木造での耐震改修を終えたところです。
 今、姫路城が平成の大修理を終え、白壁の新たな表情を見せたことが話題になっていますが、文化の薫り高い篠山市ですから、多く残る伝統的な建造物をこれからも大切にして行きたいと考えています。

篠山市立八上小学校の木造校舎の正面外観写真