ユネスコ創造都市ネットワーク世界会議(市長日記H27.5.22)

更新日:2020年03月24日

 来週は金沢市でユネスコ創造都市ネットワーク世界会議が開かれます。昨年9月に中国の成都市でありましたが、今年は日本の金沢市です。篠山市は昨年からユネスコの登録申請を目指しています。「今年こそは」と思っていたのですが、少し状況が違ってきました。
 それは、ユネスコのホームページに、登録の要件として「人口10万人以上の都市」と新たに記載されているからです。
このままですと篠山市は登録が認められなくなってしまいます。
 しかし、現在登録されている都市(69市)のうち、8市がこれに該当しませんし、昨年の総会も人口規模の議論は何もありませんでした。
 そもそも、世界の多様な価値を認め合うと言うユネスコの理念にも反するものと思うのです。今、篠山市は文部科学省と一緒になって、この要件の撤回を求めていますが、金沢での世界会議でも是非議論していただきたいと願っています。
 又、国内の創造都市ネットワーク日本のシンポジウムも開かれ、「文化芸術を生かした都市の再興と社会課題の解決」をテーマに、ボローニャ、モントリオール、山形、新潟、そして篠山市が取り組みを発表することとなっています。