「日本遺産」の誤解(市長日記H27.5.14)

更新日:2020年03月24日

 時事通信社の講演会があり、井戸知事とお話ししました。
 私が「篠山市は日本遺産のまちです。県もPRよろしく。」とお願いすると、知事は「デカンショ節の民謡が日本遺産と思っていました。」と答えられ、周りにいた皆さんも、みんな同じように誤解しておられ、ショックです。
 歴史・文化豊かなまちを表現するため、まちなみや史跡、お祭りだけでなく、これをデカンショ節で構成するというストーリー性によって、栄えある認定を受けることができたのですが、逆にデカンショ節だけと狭く受け取られているようです。
 文化庁の発表も「丹波篠山デカンショ節―民謡にのせて歌い継ぐふるさとの記憶」という文化的な表現でわかりにくいところがあります。
 パッと聞いて「デカンショ節」だけと捉えられるようです。
 デカンショの民謡とともに、そこに歌われた人々の暮らし、まちなみ、自然や文化、そして心意気などが、今も受け継がれ息づくまちだということなのです。

 これから「日本遺産のまち」として、発信します!