丹波木綿保存会より寄贈(市長日記H27.6.11)

更新日:2020年03月24日

丹波木綿保存会(代表 井上 純子さん)3名の方にお越しいただき、丹波木綿のテーブルセンターを寄贈いただきました。

江戸時代から伝わる丹波木綿ですが、機械化により産業としては明治以降、衰退していました。昭和49年頃に昔ながらの製法による手織り木綿を復活され、栗柄の創作館で、現在も10名の会員の皆さんで創作活動を行っておられます。

6年前にも、寄贈いただいたことがあるのですが、市長室開放時にお越しいただき、以前いただいたものが、色あせていたのを気にしていただいていたようで、今回制作していただきました。
応接室の大きなテーブルに馴染み、応接室に自然に受け入れられ、地味で物足りなくならないように。と色々構想していただき、伝統的な良さを活かした織り方で、精一杯作っていただいたそうです。
大きさは、幅63センチメートル、長さ290センチメートルで、中央は篠山川をイメージされ、両サイドは、趣の異なるしまを施され、新旧文化の融合をイメージして織っていただきました。古いものを大事にして、新しいものを取り入れている篠山市に合わせていただいたそうです。

応接室が格調高くなり、日本遺産のまちらしい雰囲気です。お越しいただく方にも喜んでいただけると思います。
皆さんの思いがこもったテーブルセンター、大切に使わせていただきます。

机に置かれたテーブルランナーの写真
丹波木綿と記載のあるテーブルランナーのタグの写真
会議机に置かれたテーブルランナーを触っている女性2名の写真