悠久のロマンを秘めた城下町篠山(市長日記H28.10.12)

更新日:2020年03月24日

 昨年他界された郷土史家梶村 文弥さんのご息女である梶村 幸子さんが、このたび表記の書籍を刊行されました。

 梶村 幸子さんは次のとおり語っておられます。
 「25年前、篠山町で丹波篠山五十三次事業と言う取り組みがなされ、昨年他界した父が観光協会より執筆を依頼され、ガイドブックが作られました。その当時は、大正ロマン館は篠山町役場で、大書院は復元されていませんでした。そして今、篠山は目に映るものだけでなく、その評価もより素敵なものになりました。
 この本を読んで、篠山の歴史的建造物、文化財、その背景にあるストーリーなどを知っていただき、いにしえの人々の培ってこられた伝統的な文化価値を少しでも感じ取っていただけたら幸せです。」

 実は梶村 幸子さんは高校の同級生です。今もおしとやかな文学少女そのままです。
 お父様を受け継ぎ、城下町篠山のロマンに満ちた市内95か所がわかりやすく紹介されています。
 なお、税込1200円、大正ロマン館、ささやま荘、小山書店で販売しています。

刊行された郷土史「城下町篠山」を手に持っている梶村幸子さんの記念写真