篠山再生計画の進捗(市長日記H28.10.5)
再生計画に取り組む中で、市債(市の借金のこと)の残高や財政の健全化を示す各種の指数の改善が見られるようになりました。
市債残高
市の借金は、平成18年度の1,085億円に比べ、平成27年度は一般会計で225億円、すべての会計で642億円となりました。
各会計別市債残高の推移
実質公債費比率
市の財政規模に対する借入金の返済額の割合を示す実質公債費比率は、ピークの平成23年度の22.7%から平成27年度では19.8%まで改善しています。(比率が18%を上回る場合は、市債の借入に県知事の許可が必要になります。篠山市が18%を下回るのは平成31年度の見込みです。)
実質公債費比率の推移
将来負担比率
市の財政規模に対する市の借入金などの割合を示す将来負担比率では、ピークの平成20年度の308.5%から平成27年度では191.7%と改善しています。
将来負担比率の推移
現在は収支不足に対して基金(市の貯金)の取り崩しを行っていますが、基金に頼らずに収支バランスがとれるのは、平成31年度となる見込みです。
計画の実施により、財政状況は少しずつ良くなってきています。しかしながら、依然として厳しい状況であることに違いはなく(全国でワースト6位、県下でワースト1位)、これからも引き続き行財政改革に取り組んでいきます。
更新日:2020年03月24日