産高生からベンチの寄附(市長日記H28.12.13)

更新日:2020年03月24日

 篠山産高土木科3年生から篠山市役所に木製のベンチ4脚の寄附を受けました。

 土木科3年生の課題研究では、測量班・ボート班・施工班の3班に分かれて行っており、測量班では、学習した測量の知識や技術を活かして田んぼアートに取り組み、高校生ものづくりコンテスト近畿大会へも出場されました。その大会が終わった後、これまでの実習や文化祭での展示作品製作で身に付けたベンチを製作する技術や経験を、何らかの形で地域の方の役に立てることができないかと考え、篠山市役所へ寄附されたものです。

 このベンチは篠山産材のヒノキが使われ、座面の高さ、面取り(角ばっている部分を取り除くこと)、強度など工夫をされています。
 早速、市役所第二庁舎1階ホールに置きました。ここは福祉関係をはじめ、市民の相談などが多いところですが、なごやかなくつろぎの空間に生まれ変わりました。

 中心になって取り組んでくれた足立くん、木村くん、小林くん、曹くん、長岡くん、山元くんの6名が来てくれました。
 みんな、就職、進学も決まっているそうです。
 学んだ技術を生かし、栄光の産高土木らしく(篠山をはじめ阪神間などでも土木職で活躍の中心となっているのは産高土木出身者です。)頑張ってください。
 ありがとうございました。

市長室の大きな円卓で市長が篠山産高土木科3年生6名と話しをしている写真
寄付された木製のベンチ4脚を囲みんだベンチに生徒3名と市長が座り3名は後ろに立った記念写真
市役所庁内に寄付された木製のベンチ4脚を囲んで設置し生徒3名は座り3名は立って撮影した記念写真