よいお年を!(市長日記H28.12.28)
本年の仕事納めとなりました。
本年は「地方都市のリーダーとなる」を目標に取り組みを進めました。
篠山市がテレビなどでもよく取り上げられるなど、「丹波篠山は全国的ですね」と注目を集めるようになりました。
また、大きな災害なども無く、穏やかな良い1年であったと思います。
今日は職員への訓辞をしました。
今、市役所庁舎改修の工事中なのですが、工事関係の人から「この役所の人は、自分達にもあいさつをしてくれる」と言っていただいたことが私は嬉しいです。
反省点もあります。県との土地交換手続きが長く放置されていたことなど、すべきことはすみやかに責任をもってやること、自分の持ち場のことだけでなく、みんなで注意し合ったり、意見し合う、そして助け合うような職場にすること、など来年に期待します。
さて、以下は今年の篠山市の10大ニュースです。
1、原子力災害に備え安定ヨウ素剤を事前配布(1月31日)
どれくらいの市民に受領いただけるのか不安に思っていましたが、1日目の会場を見て、びっくりしました。小さい子どもを連れた若い方を中心に会場がいっぱいで、市民の意識、関心の高さを改めて思い知りました。結局、3歳以上13歳未満の市民の73.6パーセント、市民全体では29.4パーセントの方に配布できました。市民からは、「子どもを守るのは大人の責任、篠山市は市民を守ろうとしている」との評価をいただきました。
1、日本遺産フォーラムin丹波篠山開催(2月20日)
篠山市が代表幹事を務め、平成27年度に文化庁が創設した「日本遺産」に認定された全国18カ所の地域が集う「日本遺産フォーラムin丹波篠山」をたんば田園交響ホールにおいて開催しました。
1、多紀小学校開校(4月1日)
篠山市立福住小学校、同村雲小学校、同大芋小学校の3校が統合し、村雲小学校の校舎を使い、新たに「篠山市立多紀小学校」が平成28年4月1日に開校しました。
1、篠山城跡・篠山口駅周辺を路上喫煙禁止区域に指定(4月1日)
路上での吸い殻のポイ捨て防止、受動喫煙の防止、そして、美しい篠山市をめざして、篠山城跡ならびに篠山口駅周辺を路上喫煙禁止区域に指定するとともに、市内全域で路上喫煙をしない努力義務を定めた篠山市ポイ捨て等及び路上喫煙防止条例を平成28年4月1日に施行しました。
1、丹波篠山デカンショ館オープン(4月28日)
篠山市の「日本遺産」認定を記念し、デカンショ節やデカンショ祭をはじめ、丹波篠山の歴史や文化、自然、特産品なども紹介する「丹波篠山デカンショ館」が平成28年4月28日、青山歴史村内にオープンしました。館内のバーチャルデカンショ踊りブースでは、AR(拡張現実)技術を駆使してデカンショ踊りが再現され、おまつりの会場でデカンショ踊りの輪に入っているような雰囲気を体験することができます。
1、丹波篠山いきもの48(TSI48)を推進、ふるさとの川再生モデル事業完成(5月6日)
篠山市の身近ないきものにスポットをあて、いきものとの共生を図るキャッチフレーズとして、「丹波篠山いきもの48(TSI48)」を定めました。それを推進するため、ふるさとの川再生モデル事業の第1号として、城東グラウンド西側の河川を、コンクリートを壊して、メダカやどじょうが棲めるよう、庭に木や石を沈めて深みを作ったり、岸を土、石積み、竹柵などにしました。篠山市が本当に自然豊かであるよう取り組んでいきます。
1、味間認定こども園の新園舎完成(7月4日)
味間認定こども園おとわ園とすみよし園を一体化した新園舎が丹南健康福祉センター北側に完成しました。
周辺の公共施設と調和した外観や色彩、篠山産木材の活用、園庭の芝生化、折りたたみ式扉などが施され、大変利用しやすい施設となっています。
1、愛南町と姉妹都市提携締結(8月15日)
国内姉妹都市は愛知県犬山市に続き2都市目。愛南町は人口約2万3000人で、隣接する宿毛市との間で山頂を分け合う「篠山」があることなどから、平成24年1月、災害時相互支援協定を締結して以降、学校給食の食材に黒豆やカツオを提供し合うなどの交流を重ねてきました。
1、神戸大学・篠山市農村イノベーションラボ開設(10月3日)
農村での起業や人材育成の交流拠点として、JR篠山口駅構内に平成28年10月3日、神戸大学・篠山市農村イノベーションラボを開設しました。篠山市の魅力を活かし、若い感性で取り組み、起業や定住につながるよう期待しています。
1、菅官房長官が篠山市を視察(11月12日)
地域の観光振興の実情を視察するため、菅 義偉官房長官が平成28年11月12日、篠山市を訪問し、古民家宿「集落丸山」や篠山城跡などを見学されました。菅官房長官は集落丸山での取り組みを「村の人が生き生きされている。空き家も放棄田もなくなったと聞く。このような取り組みを全国に広げたい」、篠山市については「まち全体が美しく、おもてなしの心を感じる。まちの景観をみんなで守ろうとしている取り組みは素晴らしい」と話されました。
皆さん、ありがとうございました。
どうか、よいお年をお迎えください。
更新日:2020年03月24日