「田舎が子供を育てる」(市長日記H28.12.08)

更新日:2020年03月24日

 読売新聞の記事によると、山本 幸三地方創生大臣が山梨県韮崎市の「田舎体験ハウス 蛍雪寮(注釈)」を視察されました。
 ここはノーベル賞の大村 智さんの実家が開放、提供されているもので、都市部から農作業体験、生活体験に来られたり、定年後の移住もあるそうです。
 そこでの大村博士のお話として、
 「ノーベル賞をもらった人は日本に25人いるが、多くは田舎で子供時代を過ごしている。子どもを本当にしっかりと育てるのは田舎のほうが良く、最低限夏休みや冬休みには過ごす経験をぜひさせるべきだ。」
 山本大臣も田舎育ちだから意気投合されたとのことでした。
 (なお、この山本大臣はTPPの国会審議で問題発言をされた方とは別の山本大臣です。)

 そうなんです!
 子供を育てるのは都会の進学塾ではないのです。
 田舎の山や川、おまつり、自然やまわりの生き物、人とのふれあいなんです。
 それでいろんな方面でも伸びる子が育つんです。
 と私は嬉しく読みました。

(注釈)蛍雪寮…

 ノーベル医学生理学賞の大村 智博士が生まれて育ったお家をリノベーション、田舎暮らし体験をするための宿泊施設で、会員制。

 大村博士の生家は、以前から「蛍雪寮」と名付けられ北里大学の学生、研究者の合宿所的に使用されていた。 先生から「蛍雪寮」を地方創生や都市と地方の交流の拠点となるよう使用してほしいとの意向があり、プロジェクトが発足。ゆったり田舎を味わう、同じ趣味をもつ仲間や地元の人達との交流などを目的とした田舎暮らし体験の施設。