古市義士祭(市長日記H28.12.15)

更新日:2020年03月24日

 12月14日に赤穂浪士の討ち入りの日を記念して、義士の一人不破 数右衛門のゆかりの寺「宗玄寺」で通算74回目となる「古市義士祭」が開催されました。
 会場では討ち入りそばが振る舞われ、午後からは子ども義士行列が行われました。
 「エイエイオー!」と大きな声を張り上げ、お父さんやお母さん、地域の方や観光客が見守るなか、約2キロを練り歩きました。

 この討ち入りは今から約300年前のことです。つい先日の話なのです。
 社会の姿は全く違ってしまいましたが、この義士を尊ぶ人々の心は変わりません。
 それから、昨日は寒い日でしたが当時は暖房もなく、特に農家(百姓)はどうして寒さをしのいだのかと思いました。

不破 数右衛門ゆかりの地…

 篠山市古市宗玄寺は、赤穂浪士不破 数右衛門正種の実の両親が身を寄せ、実子大五郎・鶴の二人が暮らしていました。元禄15年(1702)の討ち入りを前に数右衛門正種は古市を尋ね、両親や子どもとの別れを惜しみました。不破 数右衛門の両親は宗玄寺古市門徒墓に祀られています。

「古市義士祭」と書かれた旗を持ち歩く男性や木の札を持ち歩いている男性、ゆるキャラや黄緑色の上着を着た関係者らが道路を歩いている写真
黒の衣装を着た子ども義士行列で「エイエイオー!」と大きな声を張り上げている子供たちの写真
不破 数右衛門ゆかりの寺「宗玄寺」にて「古市義士祭」子ども義士行列の子たちやゆるキャラと記念撮影の写真