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三宅剣龍賞・みどり賞表彰式(市長日記H28.2.12)

更新日:2020年03月24日

2月11日(木曜日)、篠山市の教育表彰である「三宅 剣龍賞」「みどり賞」の表彰式に出席しました。今年度は、三宅 剣龍賞は6組(いずれも個人)、みどり賞は9組(団体6、個人3)の方が、受賞の栄に輝かれました。

三宅 剣龍賞を創設いただきました三宅 剣龍先生は、現在、東京にお住まいです。日本を代表する書道家として現役で活躍されており、市役所1階市民ホールに掲げてある書も、三宅先生によるものです。

ここ最近は、遠方ということもあり、表彰式には出席が叶わず残念に思っていましたが、少しでも三宅先生の想いを伝えようと、今年も三宅先生に変身してみました。

「みなしゃ~ん、おめでとうございます!」

「篠山ほど住みやすいところはありましぇ~ん。綺麗なまちです。東京なんかゴミゴミしてますよ。」

「篠山市 ばんざ~い!!」

三宅 剣龍賞では、篠山市俳句協会理事の松本 孜さんが、「俳句には無限の可能性がある。また、紙と鉛筆さえあれば楽しめる。目の見える限り、手の動く限り、創作活動を続け、その魅力を発信していきたい」とあいさつされました。

ほかにも、三味線や陶芸、手芸の分野で多くの功績を残されている方々が受賞されました。また、書道においては、小学生の桑形 心奈さん、中学生の堀 彩美さんが受賞されました。ぜひ、三宅 剣龍先生を追い越すくらいのご活躍を期待しています。

また、みどり賞では、丹南校生徒会長の谷津 光太さんが、「これまで、地域の方々をはじめ、いろんな人に支えられて活動を続けることができた。3月末をもって閉校となるが、優秀の美を飾ることができた。皆さんの心の中にこれからも丹南校の名が残っていってほしい」とあいさつされました。とても立派な姿でした。

ほかにも、スポーツ分野における小・中学生の活躍が多くありました。表敬訪問にお越し頂いた方ばかりです。今後益々のご活躍を期待しています。
また、3月末をもって閉校となる福住小学校PTA・大芋小学校育友会・村雲小学校PTAの皆さんも、長年にわたり児童の健全育成等に尽力いただき、みどり賞を受賞されました。4月開校の多紀小学校でのさらなるご活躍に期待したいと思います。

平成27年度三宅 剣龍賞受賞者一覧(五十音順、敬称略)
No. 氏名 概要
1 小林 あい子 本條流秀道会所属
2 佐野 吉男 西紀陶芸教室会員
3 松本 孜 篠山市俳句協会理事、ひおき句会代表
4 森本 春惠 青山文化協会副会長、篠山文化教室代表
5 桑形 心奈 篠山市教育書道展小学生の部最優秀者
6 堀 彩美 篠山市教育書道展中学生の部最優秀者

受賞者の功績  五十音順、敬称略

1 小林 あい子(こばやし あいこ)(三味線)

 篠山市文化協会の本條流秀道会の会員として永年に亘り技術研鑽に努め、今田町黒石地区の盆踊りや福祉まつり等のイベントでの三味線演奏を通して自治会の交流活動に貢献している。
また、今田文化協会に所属するサークル「おとわ会」では指導者として活躍するとともに、永年、今田地区の文化祭や敬老会においてサークルの演奏活動を続けており、唱歌などの親しみやすい曲を織り交ぜた演奏は人々に大変親しまれている。
住民との交流を大切にしながら積極的に活動する姿勢は、市の文化振興や交流活動の模範となっている。

 2 佐野 吉男(さの よしお)(陶芸)

約18年に亘り西紀陶芸教室にて自らの活動のほか、同教室代表として教室の運営にも携わり、会員相互の交流を促進するとともに、各展示発表会での作品展示などの活動により、陶芸を通じた地域文化の醸成や発信に大きく貢献し、現在も同教室代表として活動を継続している。
また、西紀文化協会理事、同会長として西紀地区各文化団体の連携強化を図り、西紀地区における芸術・文化活動の振興に尽力し、さらに、丹波文化団体協議会、市文化協会、西紀文化の祭典実行委員会等にも参画し、芸術・文化を通じた地域コミュニティづくりに寄与している。

3 松本 孜(まつもと つとむ)(俳句)

平成17年より市内の俳句愛好者と共に創作活動を行い、持ち前のリーダーシップを発揮し、句会の活動の活性化に尽力し、平成20年より「ひおき句会」代表として意欲的に創作活動に取り組んでいる。
また、平成22年度から平成25年度までの4年間務めた篠山市俳句協会理事に平成27年4月に再び就任し、市の句会の連携強化や俳句の普及に尽力するとともに、城東文化協会の運営にも積極的に携わり、文化活動の向上に貢献している。

4 森本 春惠(もりもと はるえ)(手芸)

 平成13年より篠山文化教室に入会し、熱心に手芸作品の創作活動を行っている。平成19年からは篠山文化教室代表として、文化祭等での作品展示や体験型イベントの企画など手芸を通した文化振興や交流活動に貢献している。また、平成20年からは篠山文化協会(現青山文化協会)の役員としても活躍している。
意欲的に創作活動に取り組む姿に加え、コミュニケーションを大切にしながら手芸の楽しさを多くの人に伝えようと積極的に活動する姿勢は、市の文化振興や交流活動の模範となっている。

5 桑形 心奈(くわがた ここな)(書道)

 平成27年度篠山市小・中・高・特別支援学校教育書道展小学生の部において、出品作品152点の中から特に優れた作品として認められた。
一画一画がていねいで力強く、全体的なバランスが良く、とめ、はね、はらいなどに細やかな意識が感じられ、始筆、終筆も優れており、紙面を大きくとらえて書いている。
ていねいさと勢いの両方を持つ作品として高く評価された。

6 堀 彩美(ほり あやみ)(書道)

 平成27年度篠山市小・中・高・特別支援学校教育書道展中学生の部において、出品作品68点の中から特に優れた作品として認められた。
一画一画丁寧に筆を運び、のびやかで素直な線で書かれており、中心がすっきりととおっていることも作品に好印象を与えている。
文字の形や特徴を考えてバランスよく配置し、余白がいきる構成になっており、筆先をやわらかく使い、線の細さや太さを生み出して、題材にふさわしい文字の表情を作り出している。
始筆から終筆まで一画たりともおろそかにしているところがなく、普段から毛筆に親しみ、よく稽古していることがうかがえる作品として高く評価された。

平成27年度みどり賞受賞者一覧 (団体・個人順、敬称略)
No. 団体・個人名 団体・個人概要
1 篠山ジュニアホッケークラブ 構成員 54名
2 兵庫県立篠山産業高等学校
丹南校
構成員 29名
3 兵庫県立篠山東雲高等学校
地域資源で町おこしーズ
構成員 8名
4 篠山市立福住小学校PTA 構成員 31世帯
5 篠山市立大芋小学校育友会 構成員 16世帯
6 篠山市立村雲小学校PTA 構成員 26世帯
7 高橋 奏斗 篠山市立味間小学校5年生
8 赤井 智紀 篠山市立丹南中学校1年生
9 黒田 楓花 兵庫県立篠山鳳鳴高等学校2年生

受賞者の功績 団体・個人順、敬称略

1 篠山ジュニアホッケークラブ

 ホッケー競技を通じて、地域における仲間づくりと集団活動の充実を図るとともに、青少年の健全育成を図ることを目的として活動している。平成12年の発足以来、市内小学生を中心に、日々練習に取り組み、平成27年度熊本県で開催された第37回全国スポーツ少年団ホッケー交流大会男子の部において準優勝に輝いた。

2 兵庫県立篠山産業高等学校丹南校

 平成19年度から、「里山文化」と「交流実践」の2つのテーマを掲げ、地域に根ざした地域貢献活動を展開している。毎年、地域オープン講座を開き、住民とともに自然環境を学ぶ機会を設けたほか、部活動においても武庫川のホタルや魚類の調査を行うなど、環境問題に積極的に取り組んだ。
また、平成20年度からは、丹波青少年本部主催のたんば子ども塾において、小学生に仲間づくりの大切さを教えるなど、地域社会の活性化に大きく貢献している。
なお、兵庫県立篠山産業高等学校丹南校は、平成28年3月31日をもって閉校となる。

3 兵庫県立篠山東雲高等学校地域資源で町おこしーズ

 市内で課題となっている放置竹林の伐採並びに整備を行うとともに、伐採した竹をチップ化し、乾燥汚泥の臭いの軽減や水素発生装置の開発、家畜の飼料として活用するなど、まちづくり活動や竹の有効利用法の研究を継続的に行っている。
これらの活動は、地域への貢献度や高く将来性があることが評価され、平成27年12月に開催された第4回ECO−1グランプリにおいて、『地域資源で環境創造~竹チップで未来を変える~』と題して発表し、全国最高位である内閣総理大臣賞を受賞した。

4 篠山市立福住小学校PTA

 たきまつりをはじめ、福住祭や福住納涼祭、秋の里山まつり等において屋台を運営するなど、長年にわたり、地域や自治会と連携した活動を積極的に展開している。
 また、老人会を招いてのしめ縄づくりやふれあいオリエンテーリング、キャンプ等を企画したり、水無月祭での補導活動を行うなど、児童の健全育成並びにこころ豊かな地域づくりにも寄与した。
 なお、篠山市立福住小学校PTAは、多紀地区小学校統合に伴い、平成28年3月31日をもって歴史を閉じる。

5 篠山市立大芋小学校育友会

 毎年開催される大芋まつりでは、企画・運営の中心となって、学校・保護者・地域が一体となる活動を展開している。
 また、長年にわたり、善意のやまぶき採りを企画し、採集したやまぶきを地域の朝市で販売し、児童会や金管バンドの活動につなげるなど、児童の健全育成並びにこころ豊かな地域づくりにも寄与した。
 なお、篠山市立大芋小学校育友会は、多紀地区小学校統合に伴い、平成28年3月31日をもって歴史を閉じる。

6 篠山市立村雲小学校PTA

毎年開催されるデカンショ祭では、全PTA会員参加のもと『村雲憩いの家よっていっ亭』を出店し、長年にわたり、学校と地域の協働による取組を展開している。
また、今年度実施した全校親子キャンプでの作品『アートパフォーマンス光のテント』は、丹波篠山・まちなみアートフェスティバルで紹介され、テレビ放送に取り上げられるなど、児童の健全育成並びにこころ豊かな地域づくりにも寄与した。

年配の男性が頭を下げながら賞状を受け取っているのを横からうつした写真
年配の女性が賞状を受け取り頭をさげている写真
茶色の洋服を着た髪の長い女性が賞状を受け取っている写真
紺色の制服と茶色の制服を着た子供達がみんなで起立して代表の子供が賞状を受け取っている写真
制服姿の男子学生2人のうち1人が立ち上がり賞状を受け取っている写真
角刈りの学ラン姿の男子学生が立ち上がり賞状を受け取っている写真
制服姿の女子学生が頭をさげ賞状を受け取っている写真
表彰式の壇上で綺麗な花ががざられた横で市長が両手をあげてたっている写真
受賞された人達が集まり賞状をもち記念写真をとっている写真