こころの健康フェア(市長日記H28.3.16)
3月13日(日曜日)、篠山市民センターにて、「こころの健康フェア」を開催しました。今年は「ひきこもり」をテーマに取り上げ、当日には約200人もの参加がありました。また講演だけでなく、各種相談会や癒しのアロマ体験、健康チェックや各団体展示コーナーを各団体に協力をいただき、実施しました。
「当事者からのメッセージ」として、NPO法人「結」渡辺 聖史さんからは「不登校・ひきこもりであった時に様々な苦しみを感じていた。その時に、親から「生きてくれるだけでいい」と言われたことが、とても印象的に残っている。その言葉で苦しみが消えるわけではないが、親が自分をどのように考えているのか再確認し、安心することができた。」、同じく、井上 一休さんからは、倒産の絶望から再起されたご自身の波乱の人生、そして、人生の後半は不登校やひきこもる若者たちと出会い、この活動を通して、人とのつながりの喜びと幸せいっぱいの人生を歩んでいることをお話しされました。
また特別講演では京都ノートルタ゛ム女子大学心理学科教授 河瀬 雅紀さんからは、様々なひきこもりの方の事例を通して、人との「つながり」から、安心した居場所を共に模索していくことの重要性についてご講演をいただきました。
スクリーンの前で市長が挨拶をしている写真 拡大画像 (PNG: 102.5KB)
会場に訪れた参加者が椅子に座っている写真 拡大画像 (PNG: 257.2KB)
渡辺さんがお話されている写真 拡大画像 (PNG: 118.7KB)
更新日:2020年03月24日