童謡唱歌のまち(市長日記H28.6.27)

更新日:2020年03月24日

 篠山市は童謡唱歌のまちでもあります。
 篠山市の「童謡唱歌をひろめる会」は、当時文化庁長官だった故 河合 隼雄先生と篠山の音楽愛好家たちの発案で取り組まれ、今年で10年を迎え、主に地域の小学校区別に団体が組織され、現在19グループ、約700人が活動しています。

 このような全国一とも評される篠山の童謡唱歌を歌いひろめる活動が定着したのは、河合 隼雄先生の功績と長年にわたる篠山市民による目覚ましい音楽活動があったからです。
 この度、篠山の音楽活動の中心的存在である河合 迪雄氏から、この篠山のすばらしい音楽活動のシンボルとなる歌碑を製作・寄贈したいとのお話があり、「童謡唱歌をひろめる会」が主体となって、歌碑が建立されました。
 歌碑の歌詞選定については、河合 隼雄先生が大好きな童謡「七つの子」とし、歌詞の中で「かわい かわい」と歌うところから「この曲は私の歌ですよ」とよく話されていたことを偲んでいます。
 併せて、第10回丹波篠山童謡唱歌まつりが開催され、市内各地で活動されている皆さんが懐かしい童謡の数々を披露しながら、楽しい交流の場が持たれました。

 日本遺産のまちにふさわしい童謡唱歌の数々が、これからも未来にわたり、この歌碑とともに歌い継がれます。

曇り空の下、芝生で合唱するグループをテレビカメラで撮影をしている写真
女性の指揮者を前に、多くの方が童謡・唱歌を歌っている写真
七つの子 歌碑が設置されている写真
舞台上にて「なでしこ」「うぐいす」「せせらき」などそれぞれプラカードを持って発表している写真
舞台の上で制服を着た合唱団が、楽譜を持ってピアノ伴奏に合わせて歌っている写真