幸せな高校時代(市長日記H28.7.23)

更新日:2020年03月24日

篠山鳳鳴高校のPTA会報「育鳳」に、私のコラムを載せていただきました。
以下に紹介します。

幸せな高校時代

 校歌を歌うと高校時代に戻れるようで嬉しいのです。
 いろんな思い出があります。高一の時、臨海学校で大遠泳に挑戦しました。顔をつけて泳ぐと楽だろうと水中メガネをしたのですが、途中から水が入って、泳がないかんし、水を出さないかんし大変でした。高二の夏休み、クラスで市島町の山の中のお寺にキャンプに行きました。マドンナも参加するので、男子はこぞって参加しました。私は部活の合宿のため、翌朝一人で山を降りましたが、近道と教えられた道に迷い大変でした。
 部活はテニスで、一生懸命でした。授業が終わると走って部室に行き、午後3時30分にはネットやライン引きなどの整備を整えなければなりません。休みも無く厳しかったのですが、そのおかげで、県大会では第一シードの市尼崎のペアを破るという、生涯でいちばんの快挙です。
 同級生は、いろんな分野でそれぞれ活躍しています。音楽家や講談師もいます。シューベルティアーデの畑 儀文さんは、よく赤点をとっていましたが、彼のいたクラスがいつも合唱コンクールで優勝でした。
 鳳鳴高生は、卒業後も伸びる人が多いのです。それは受験勉強だけでなく、いろんな友達と出会ったり、丹波篠山の恵まれた環境に育つからです。
 今、時代は確実に「篠山の時代」を迎えようとしています。私達の頃のように、よく勉強して都会をめざすのではありません。篠山にこそ幸せがあり、篠山で活躍することが世界に通じるのです。
 鳳鳴高生の皆さんには、この幸せ多き篠山市をいろんな形で担い起ってください。

篠山鳳鳴高校のPTA会報「育鳳」に掲載された市長のコラム「幸せな高校時代」の写真