公務員としての使命を忘れず仕事をする(市長日記H28.7.27)

更新日:2020年03月24日

 県営住宅の建て替えにあたって、平成14年に兵庫県と約束していた、用地交換の手続きがいまだなされていないことが判りました。
 平成15年に県営糯ケ坪鉄筋住宅が建設され、その敷地は篠山市が提供し、その代わりに古い糯ケ坪の県住の敷地を、市が交換で取得することとなっていたものです。
 しかし、何度か県との間で協議したようですが、面積の違いがあって見解のくい違いもあり、交渉が進まないまま現在に至り、この課題があること自体についても、担当の係だけでの引継ぎで、部長、市長にも報告されていませんでした。
 市民からすれば、放ったらかしとみられるもので、誠に申し訳なく、お詫びいたします。
 この件は一昨日、市有地で活用されていない所があるのでは、と市会議員からの問い合わせがあり、調べてみると、このことが判ったのです。

 昨日、あらためて兵庫県へ申し出るとともに、記者発表をしました。
 今日は、朝から緊急の課長会を開き、

  1. やるべきことはきっちりやる、放ったらかして先送りしない。同じような案件がないか全部署で点検する。
  2. 課題があるときは上司に相談し、みんなで心ひとつに取り組む。
  3. ほかの部署のことでも気づいたことはみんなで注意しあう。
     ことを訓辞しました。

 いまだこんな旧態依然とした仕事ぶりが残っていてはみんなへの裏切りになります。先送りしても解決しません。場合によっては職務怠慢で市民に損害を与えることにもなります。
 本当に申し訳ありませんでした。
 私としても極めて残念ですが、これを糧に、更に取り組みます。