「公契約条例」の提案を延期(市長日記H28.7.22)

更新日:2020年03月24日

 篠山市が発注する公共工事などを対象に、労働者の賃金下限額を定める「公契約条例」について、9月議会へ提案するよう準備していましたが、これを延期して、もう一度一から検討することとしました。

 これは事業者の皆さんに、この条例が理解を得られておらず、賃金が高くなり、経営が圧迫されたり、あげく雇用が確保できなくなることを懸念されているからです。

 これまで、公正な競争と賃金ををめざし、弁護士や労働者の代表、事業者代表も入れて5名の審議会をもうけて、議論され、答申を受けたところです。

 しかし、事業者の全体の理解がなければ条例の意味がありませんので、もう一度、事業者、労働者、更に第三者的な立場、市民の目線での委員の方も加えて、市民あげての議論としたいと考えます。