篠山市保健衛生大会(市長日記H28.8.31)

更新日:2020年03月24日

 8月28日(日曜日)丹南健康福祉センターで、第9回篠山市保健衛生大会が開催され、永年衛生委員でご活躍されました方に表彰状贈呈が行われ、その後、篠山環境みらい会議会長、篠山東雲高等学校教諭の田井(たい)彰人(あきと)先生から、「河川の自然環境を守る」を題して講演がありました。
 講演では河川に住むホタルの一生や、篠山に生息する魚、絶滅危惧種などについて、紙芝居をもちいての楽しく分りやすいお話をいただきました。

主な内容次のとおりです。

  • 篠山市は加古川、武庫川、由良川の3つの川の上流部になっています、そのため篠山市は源流のまちとも呼ばれています。川を大切にしなければなりません。
  • 市内の小学生の投票でランキング(丹波篠山いきもの48)で、守りたい生物一位がホタルになっています。
  • 6月の草刈りをやめましょうと言うのは、6月はホタルがサナギから成虫になる時期です。その時期に川に近づき川の周りを踏むと、サナギが死んでしまうので川の周りを踏まないようにしましょうという事です。
  • ホタルの産卵には、水際の苔が必要です。
  • ホタルが光るのは、仲間と話をするために光っています。まわりが明るすぎると会話ができなくなり住めなくなるので暗い所が必要です。

その他にも、川に生息する絶滅危惧種について、少なくなってきた原因をお話いただきました。

篠山東雲高等学校教諭の田井 彰人先生が紙芝居を用いてお話している写真