篠山市ですばらしい全国大会が続きました。全国京都会議、とっておきの音楽祭、全国車いすマラソンです。(H28.9.28)

更新日:2020年03月24日

 秋の篠山市、すばらしい全国の大会でにぎわっています。

(一)全国京都会議

 9月21日、ユニトピアささやまで、第32回「全国京都会議」が開催されました。
 全国京都会議とは、全国で「小京都」と呼ばれる、京都とゆかりのあるまちが集うものです。(1)京都に似た自然環境、町並み、たたずまいがある、(2)京都と歴史的なつながりがあるなどが加入資格です。悠久の歴史と豊かな自然に培われた伝統や文化の魅力を広く全国に発信し、それぞれのまちのイメージアップと観光客誘致の相乗効果を図ることを目的としています。
 昭和60年5月 結成され、現在47市町が加盟しており、篠山市は結成当時から加入しています。篠山市での全国大会は初めてです。

 この日は、篠山市地域計画課の横山景観室長が「小京都としての魅力を高める~篠山市の景観まちづくり」と題し、先人から引き継ぎ大切に守っている町並みの取り組みなどを紹介しました。
 続く交流会では、篠山デカンショ節保存会と一緒に、出席者もデカンショ踊りに参加し、大変盛り上がりました。

 翌日は、小京都的なまちなみを生かす取り組みである「まちなみアートフェスティバル」を開催している河原町妻入り商家群を案内、小雨でしたが、参加者は興味深く見学されていました。
 来年は、秋田県角館町で開催されます。

8名のスーツを着た男女がテーブルに座っていて、市長が立ってマイクで話している写真
黒いスーツを着た市長がマイクをもって話している写真
マイクを持った市長が斜め前を向いて話していて、横には二人男性が座っている写真
13名ほどの人が座っている前で大きな白いスクリーンに文字が映され、その横でマイクを持った男性が話をしている写真
白い着物におけさ笠をかぶった6名の女性が舞台の上で日本舞踊を踊っている写真
日本舞踊の様子を円卓にすわった人たちが食事をしながら見ている写真
食事会場で参加者30名ほどが輪になって盆踊りを踊っている写真
緑の人型のオブジェの前の道路を雨の中、傘をさして歩く10名ほどの男女の写真

(二)兵庫・篠山とっておきの音楽祭

 9月22日には、“みんなちがってみんないい”を合言葉に、第2回兵庫・篠山とっておきの音楽祭が開催されました。
 雨天の中でしたが、昨年を上回る、全国から70組 約500人のアーティストが篠山に集結し、たんば田園交響ホールと周辺7会場で演奏が繰り広げられました。

 手話歌ステージ、さらに熊本、仙台、石巻からの東日本・熊本復興支援ステージもあり、ちめいど、石田 裕之さん、西田 夫佐さん、フォーク歌手の高石ともやさんなど、豪華メンバーが勢ぞろいしました。また、地元の篠山鳳鳴高校デカンショバンド、篠山市手をつなぐ育成会、かわいらしいささやまこども園の手話歌もありました。

 フィナーレでは、今回も音楽祭のテーマソングである「だから、おいで」を出演者と参加者で歌い、会場全体が笑顔と感動で幕を閉じました。
観客の方が「篠山ってこんなすごいイベントができる良いまちですね~」との声も聞かれました。

ステージの上で黄色いTシャツを着た男性がマイクで話していて、その横で手話で説明する女性や着ぐるみが立っている写真
ステージの上で学生が20名ほど並んでいて、5名が三味線、2名が太鼓、その他の人たちが笛を持っている写真
ステージの上で30名ほどの白い体育着を来た幼稚園生や、ピンクのポロシャツを来た先生が並んでいる写真
10名ほどの座っている人の前でギターを持った男女が演奏している写真
8名の男女がピアノやタンバリンなどに合わせて歌っている写真
とっておきの音楽祭と紙が貼られたピンクのテントの下で8名ほどの男女がマイクの前に立っている写真
十字架の飾ってあるステージの上で男性が大きな笛を吹いていて、10名ほどの人が聞いている写真
ギターや太鼓を持った男女がステージに立っていて、中央では黄色いTシャツの女性がマイクで歌っている写真

(三)全国車いすマラソン

 9月25日、第28回全国車いすマラソン大会を開催しました。
 すっかり、丹波篠山の秋の風物詩となりました。

 この大会は、全国の身体障害者が車いすマラソンを通じて、体力の維持増進と社会参加意欲の高揚を図るとともに、広く県民の参加のもとに障害者に対する理解を深めることを目的とし、兵庫県、篠山市、公益財団法人兵庫県障害者スポーツ協会が毎年開催しています。
 市内外から約450人ものボランティアの方々にご協力をいただきました。

 今回の大会は全国各地から参加した98人の車いすランナーが沿道からの声援を追い風にして篠山城跡マラソンコースを疾走しました。
 前大会から、障がい者と健常者の境を越えた、誰もが楽しめる車いすマラソン大会を目指し、オープン参加枠を設けており、今大会は前大会より5名増の14名の健常者の車いすランナーの参加がありました。

 この大会からリオのパラリンピックには、男子の松永 仁志選手、女子の土田 和歌子選手が出場され、土田選手は4位入賞を果たされています。

市長が右手を上げ、スタートの合図にピストルを鳴らそうとしている写真
車いすマラソンで20名ほどの車いすに乗ったランナーがスタートしている写真