「土建業者」から「環境創造事業者」へ(市長日記H29.1.20)

更新日:2020年03月24日

 篠山市の建設事業者の皆さんは、今回の除雪作業にも大変ご活躍をいただきましたが、市民の身の周りの道路、河川、水路、ため池、治山、除草など様々にまちづくりに貢献されています。
 篠山市は、日本遺産のまちとして、その自然の景観や環境が大きな魅力となっており、これを未来に受け継いでいかなければなりません。
 そこで、篠山市の行政とともに、これら事業者に協力を求め、「篠山の自然や景観を守り育てる環境創造事業者」として、市内26社の事業者と協定を結びました。
 「土建業者」から明日の篠山をつくる「環境創造事業者」になるのです。
 篠山らしい自然や景観にふさわしい事業の展開を、共に図っていこうとするもので、全国的にもあまり例がないと思います。
 事業者の皆さんのなかでも、特に若手を中心に意欲をもっていただいており、頼もしく思います。

 意見交換では、「生きものに配慮することは楽しいし、現場も和む、皆がそういう気持ちを持つようになれば変わってくるのではないか。楽しみながら生きものに配慮するという気持ちを持つように従業員にも指導していきたい。」という意見や、「僕らの子どもの頃は川でよく魚とか捕まえたりしていたけど、これからの世代の子にもそういう遊びをもっとしてほしいと思っているし、そういうことができる環境を残してあげたいと思っている。」という意見をいただきました。
 どうかよろしくお願いいたします。

事業者の皆さんが「篠山の自然や景観を守り育てる環境創造事業者」として、協定を結び証明書を持って市長と一緒に映っている集合写真
市長と建設事業者の皆さんが和やかな雰囲気で意見交換をしている様子の写真