来年からのお米の作付方針(市長日記H29.10.20)

更新日:2020年03月24日

 来年度から、国の減反政策(米の生産数量の配分)が無くなります。
 こんな大切な時に、今、衆議院の選挙中なのですが、農業、農村がほとどんど語られないのが、私としては不満です。
 国会議員が都会の人ばかりになっていきつつあり、農村で生まれ育った人が少ないのです。実に心配です。

 さて、来年度からどうするか何も示さないと、手間のかかる黒豆、山の芋の特産が減少し、お米が増えすぎると米価の下落の心配があります。
 そこで篠山市は農協や農家の皆さんと協議のうえ、目安となる方針を示して、農家の皆さんへ「お願い」をすることとしました。

  1. 黒豆の作付目標面積は現状維持、山の芋、小豆は(多少)拡大することによって特産を守り、振興する。
  2. お米の作付目標面積は現状維持、そのために調整水田、保全管理水田への作付を進めることとしています。また、このために補助策も検討しています。

 このような取り組みは県下でも最も先がけたものとして注目していただいています。