篠山市展(市長日記H29.11.28)

更新日:2020年03月24日

 11月19日(日曜日)から26日(日曜日)の8日間、篠山市展を開催し、会期中1,000名を越える方々にお越し頂きました。

 篠山市展は、平成17年より始まり本年で第13回を迎えました。市内はもとより市外からも多数出品いただくようになり、5部門で241点のご応募をいただきました。また昨年度から一般募集とは別に、今まで市展に出品されたことのない篠山市民の皆さんが気軽に参加いただけるように、市民作品の特別展示を募集したところ、今年も20点の素晴らしい作品を出品いただきました。

 その表彰式が11月26日(日曜日)にありました。各部門の上位3席の方の表彰に加え、篠山をテーマにした優れた作品を出品された5名の方に「篠山ユネスコ創造都市特別賞」が授与されました。

 河合賞(最優秀賞)は、写真部門の林明夫さんの「豪雪の予感」が選ばれました。篠山城を被写体にされた作品で、白と黒のコントラストが印象的で、篠山城の高石垣のきれいなラインが強調され、浮き上がってくるように見えます。また空模様を見るとこれから厳しい天候になることが予感される、風景の動きも感じられる作品です。

市展賞と市内の入賞者は次のとおりです。

写真

河合賞(最優秀賞)

林 明夫 三木市 『豪雪の予感』

【写真】河合賞(最優秀賞)林明夫『豪雪の予感』篠山城を被写体に白と黒のコントラストが印象的な作品

絵画

市展賞(洋画)

和田 茂樹 朝来市 『働く』

【絵画】市展賞(洋画)和田茂樹『働く』遠近法を使い黄色のブルトーザーがダイナミックに描かれた作品

優秀賞(日本画)

亀井 佳練 篠山市宇土 『陽光』

彫刻・工芸

市展賞

吉良 幸弘 丹波市市島町 『かのん』

【彫刻・工芸】市展賞 吉良幸弘『かのん』金色の女性像の作品

篠山創造都市特別賞

小林 正弥 篠山市黒岡 『デカンショ踊り』

篠山創造都市特別賞

植田 正実 篠山市南新町 『陶行灯 デカンショ踊り』

市展賞

辻岡 正代 篠山市池上 『心』

【書】市展賞 辻岡正代『心』横長の用紙に書かれた濃淡のコントラストや流れが素晴らしいかな文字作品

盆栽

市展賞

小山 辰彦 篠山市乾新町 『五葉松』

【盆栽】市展賞 小山辰彦『五葉松』の作品で枝が右のほうにのび、その先が右、左でYの字のようにわかれその先が手入れされた緑の葉がついている写真

奨励賞

西山 一夫 篠山市立町 『みのり』

市展(書・陶芸)を鑑賞している人々の写真
市展(写真)を鑑賞している人々の写真
篠山市展表彰式で市長が挨拶をしている写真
写真家の河合先生を真ん中に篠山市展の入賞者5名と市長らとの記念撮影

左から、小山 辰彦さん、辻岡 正代さん、河合 先生、林 明夫さん、和田 茂樹さん、吉良 幸弘さん