高城剣道教室40周年(市長日記H29.11.7)

更新日:2020年03月24日

 高城剣道教室が40周年を迎えました。
 堀毛 孝先生が、子ども達の健全育成を願い、昭和50年に篠山市で初めて剣道教室を設立されました。
 それから40年、子ども達への思いひとすじに、やさしく、時に厳しく、熱心に、いつも笑顔の絶えない奥様とそろって、指導を続けてこられました。
 本当に心から敬意を表します。

高城剣道教室の道場訓は、

  1. うそをついてはいけない
  2. なまけてはいけない
  3. 人に迷惑をかけてはいけない
  4. やりっぱなしにしてはいけない
  5. わがままはいけない

です。
 子ども達は剣道を通じ、心と体を鍛え、忍耐力、そして礼儀作法、あいさつ、そして相手や仲間への思いやりなどを養い、大きく成長しました。
 みんな立派な社会人となり、この道場の指導者にもなっています。

 私が高校生の頃、テレビで森田健作の「おれは男だ」が放映され、剣道は国民的な大人気でした。
 「青春の勲章はくじけない心だと…さらば涙といおう…吉川くん!」

 今では女性剣士もさっそうと活躍され、剣士の道はいつまでも受け継がれていくものと思います。

 秘書課におられた木村さんの言葉です。
 『私が、高城剣道教室にお世話になったのは、丁度高城剣道教室十周年の年でした。
道場では、豆剣士達の元気な大声が響いていました。私も指導者の一員として、「もっと大きな声を出して、気合を入れて」の大声を掛け、豆剣士達は汗を流し、痛い思いをし、夏の暑さ、冬の冷たさを我慢し、前に向って一生懸命練習をしてくれました。
子供達の一歩一歩確実に成長している姿は嬉しいことであり、剣道(竹刀)を通してみることが出来ました。
指導する者としては、剣道が上達して欲しい、強くなって欲しいのは勿論ですが、それ以上に、豆剣士たちが鍛錬を重ね、精神力、忍耐力、礼儀作法、お互いの連帯を学んで、心身共に成長してくれることです。
道場で習ったことを忘れず、日常生活においても、社会に出て苦しい時は、高城剣道教室での事を思い出し、活躍してくれることを願っています。』

 益々のご発展をお祈りします。

高城剣道教室の生徒たちが竹刀で素振りの練習をしている写真
高城剣道教室の堀毛孝先生が息子さんと一緒に竹刀さばきをしている写真

堀毛 孝先生(右)と息子さん

剣道教室の先生方と生徒たちが向かい合って座礼をしている写真
剣道教室の生徒たちが体育館を雑巾がけしている写真

ぞうきんがけ