もみじの名所(市長日記H29.11.16)
もみじ三山と呼ばれる文保寺、高蔵寺、大国寺、そして洞光寺が今見頃を迎えています。
いずれも市外からの観光客も多く訪れる人気の名所です。
文保寺(味間南)は、楼門が市内の楼門の中でも最大規模で、市指定の文化財にもなっています。
現在、楼門の1対の仁王像の修復が進められています。この仁王像は、指定文化財級の価値を持っている可能性があり、篠山市文化財保護審議会において審議され、現在、調査も行われています。文保寺はその名のとおり文保年間(1317~1319年)に再興されたと伝えられており、平成30年は再興から700年の節目の年にあたります。
モミジの巨木が数本あり、 イチョウとの赤と黄色のコントラストが楽しめます。
霧がかかった文保寺の敷地内の写真 拡大画像 (PNG: 443.8KB)
建物のよこに見える、黄色く染まったモミジの写真 拡大画像 (PNG: 430.0KB)
建物の右にある灯篭に赤く染まったモミジがおおいかぶさっつている様子の写真 拡大画像 (PNG: 473.2KB)
高蔵寺(高倉)は、高蔵寺に通じる山門(仁王門)は明和7年(1770)建立と言われ、篠山市の指定文化財です。
100本以上のモミジが植栽されています。 また、 「丹南 桜百選」 にも選ばれた樹齢約80年の枝垂れ桜の名木をはじめとする数多くのサクラや、 初夏に咲き誇るたくさんのアジサイが見ものだそうです。
赤く染まりだしている大きなモミジの木の全体写真 拡大画像 (JPEG: 222.2KB)
赤く染まるモミジの木の下を通る通行者の写真 拡大画像 (JPEG: 229.3KB)
階段の両脇や周りに咲くモミジの木や緑の木々の写真 拡大画像 (JPEG: 175.9KB)
大国寺(味間奥)は、禅宗様式と和様式を折衷した珍しい建物で、鎌倉時代末期から室町時代初期に建立されたと推定されています。
昭和40年代に解体修理され、改造されていた部分が原型復元され、現在の姿となっています。
重要文化財の本堂を背景に、 大きく枝葉を広げて真っ赤に染まる巨木のモミジが名物です。
真っ赤に染まるモミジの木の下で、写真を取る人や、見ている人の写真 拡大画像 (JPEG: 294.3KB)
木漏れ日の中小さい首をかしげたお地蔵さんの後ろに見える、真っ赤な紅葉の写真 拡大画像 (JPEG: 95.1KB)
真っ赤な紅葉の木の下に、一面を覆う黄色や、赤の葉っぱのじゅうたんの写真 拡大画像 (JPEG: 199.8KB)
洞光寺(東本荘)は、南北朝時代、多紀、氷上郡最初の曹洞宗寺院として建立されました。
天正年間以降、度々火災にあい、本堂は昭和49年に再建されました。
菖蒲池、宝鏡岩、鳳凰林などがあり、数多いもみじの老木はとても美しいです。
市街からの観光バスも多く見られ、この季節は沢山の観光客が池に映るもみじや、じゅうたんのように落葉する紅葉を目当てに写真を撮りに来ています。
黄色や、赤いモミジの木と、その横を通る通行者の写真 拡大画像 (JPEG: 60.5KB)
池の周りの色とりどりの紅葉の木の写真 拡大画像 (JPEG: 54.5KB)
橋の上から写した水面にうつる、モミジの木の写真 拡大画像 (JPEG: 50.5KB)
ぜひお越しください。
更新日:2020年03月24日