酒井ヒメ ありがとう(市長日記H29.12.15)

更新日:2020年03月24日

 私事で恐縮なのですが、悲しいお知らせです。
 酒井ヒメ(16才9か月)が死去しました。
 わが家のメスの柴犬です。

 生後間もなく、初めて家に来た時のことを覚えています。
 ケージのすみでじっとして元気がなく、ご飯も食べませんでした。
 しかし一晩たつとご飯も食べ、近づくとウーッと怒ったので安心しました。
 外へ出して土手を走らせると、田んぼに転げ落ちましたが、元気でした。

 よく家のそばの宮山(お宮さんの山)に行きました。
 足を延ばして、三岳にも白髪岳にも、筱見四十八滝にも行きました。
 マムシにもケムシにもかまれました。
 車に乗るのが好きで、後ろの座席の窓から顔を出していました。

 隣の石田さんによく昼間見てもらったり、散歩中に近所の人におやつをもらうなど、みんなにかわいがってもらいました。
 外では良い子しているのですが、家では知らない人によく吠えたり、車などタイヤを咬む勢いで家を守ってくれました。

 近くの坂本コロさんとの間で、2度出産し、5匹の子をもうけました。
 一匹はわが家にいるアツ(もうすぐ9才)、あと4匹は宮ノ前、味間北、真南条、神戸にもらってもらいました。みんな大事にしていただき、真南条は事故で亡くなったと聞いていますが、あとは元気だと思います。

 この夏頃から歩けなくなり、そのうち立てなくなり、最近は家で寝たきりでした。
 眠るように12月13日午前10時過ぎ、息を引き取りました。

 わが家の子ども達の成長とともに、ヒメは歳をとっていきました。
 人間はこれからが人生というのに、ヒメははや寿命を全うしました。

 最後は篠山市営斎場のペット告別所でお世話になりました。
 「ありがとう やすらかに」
 そこに刻まれた言葉のままの思いです。

左がヒメ、右がアツの犬の写真

左がヒメ、右がアツ

ワンちゃん2匹がじゃれ合って遊んでる写真
犬に輪になった花飾りを頭にのせている写真
車内にうつ伏せで乗っているワンちゃんの顔のアップ写真
積もった雪の中を走る2匹のワンちゃんの写真

右がヒメ 今年1月の大雪の日