篠山で働こう!(市長日記H29.12.22)
年末には、毎年市内の製造業を中心に、主な企業、事業所の訪問をさせていただいています。
今年は7月に篠山市企業紹介ガイドブック「篠山で働こう」を発刊、また、市の広報紙「丹波篠山」では毎月4社の企業、事業所を紹介、11月には市役所と市民センターで企業紹介展を行いました。
多くの企業、事業所の皆さんにお世話になりありがとうございました。
ところがです。
訪問すると、皆さんが口をそろえておっしゃることが「人が来てくれない」ということです。
仕事は忙しくされ、事業を拡張したいのに、あるいは仕事の受注が増えているのに若い人手が足りないのです。
特に高校卒の人材は求人が3倍くらいもあるそうで、市外に目が向いていると言われています。
それはどうしても外の方がよく、立派に見えるのだと思います。
篠山市にある工場だけを見ても中味は判りませんので、評価されにくいのだと思います。
本社工場や全国、世界に広がる企業もあります。
全国有数の技術を誇る企業、事業所もあります。
また、部品だけ見ても完成品がイメージできないことがあったり、発注元の企業秘密で何を使っているか公表できないケースもあります。
いずれにしても篠山市に根ざし、独自の技術を誇り、安定した雇用を図っていただいています。
来年度は、もっと篠山市、市民あげて地元の企業、事業所も盛り上げるよう、学校の先生方や地域の人を交え取り組みを進めなければと思いました。
よく、市民の方が言われます。
「市内には働く企業が無い。」
というのは全くの誤りです。
更新日:2020年03月24日