ゆく年くる年(市長日記H29.12.29)

更新日:2020年03月24日

飛騨高山より上

 今年は、丹波焼の日本六古窯が日本遺産に認定され、また、景観モデル都市(全国で10都市)に選ばれるなど、篠山市はますます注目を集めるまちになりました。
 来年は城下町の電線類地中化や遊歩道、市内一円に「丹波篠山ロマン街道」を進めていきます。
 全国に展開中のホテルルートインの永山会長が「丹波篠山のまちなみに惚れました。まち全体、これだけ歴史的なまちなみ、風情が残されているのは全国でも珍しい。飛騨高山より上です。」と語られ、篠山市への進出の意向を示され、来年は計画が具体化する予定です。
 また、丹波の森構想30年の節目にもなりますので、広く外国からもお越しいただけるよう魅力あるまちづくりを進めます。

ふるさと篠山に住もう帰ろう

 6年前から定住促進策として、多紀・城東地区など重点地区での保育料の無償化、JR特急料金助成、第三子出産祝い金などを行い、一定の成果をあげていますが、来春、これを更にどのように充実させるかを決めていきます。
 子育てについては、今年は病児保育、たんなん子育てふれあいセンター、子育てママフィールドプティプリなどをはじめました。子育て、教育に安心していただけるよう、来年は「たきこども園」や市内高校との連携に取り組みます。
 今年は「わが家わが村のふるさと篠山に住もう帰ろう」を進めるため、森田まりこさんご出演のDVDを作成しましたので、笑っている場合ではないのですが、是非ご活用ください。

来年も前進です

 来年は兵庫医大ささやま医療センターの存続期間10年を迎え、新たに協定を交わすこととなりますが、更なる存続・充実を求めています。医大も、篠山市で子供から年配者まで、健康に暮らせるモデル都市にしたいと言っていただいています。
 また、年配者にとって病院や買い物に行く交通の便が大切ですが、4月からコミバスの再編、地域での住民主体の運行・タクシー券など、少しでも便利になるよう取り組みます。
 農業では減反廃止にともなう対応、人・農地プラン、集落営農を進めます。
 更に、ボタン鍋で名高い丹波篠山で全国ジビエグランプリを開催しようと計画中です。

市名変更問題は

 市名変更の問題をきっちり解決することが市長の責任です。
 先日は、1億円のご寄付をいただき、新聞、テレビ、ラジオ、ネットでも大きく報じていただき、大変な反響です。
 朝日放送のおはよう朝日、毎日放送のちちんぷいぷい、読売テレビのten、ラジオ関西の情報アサイチなどでは、時間をかけて篠山市の特産、まちなみの紹介から、何故市名変更の課題があるのかなど、詳しく報じていただきました。
 引き続き、変更にともなう影響、効果について調査中し、説明と議論を進めていきます。
 先人の築かれた「丹波篠山」ブランドを守り、まちづくりに生かすのか、丹波も丹波篠山もつけずとも「篠山」でPRし、頑張っていくのかの選択だと思います。
 住民投票や選挙で解決せよとのご意見もありますが、多くの市民の理解を得られる解決にむけ、頑張っていきます。

仕事納め

 今日は仕事納めで1年を振り返りました。
 また、それに先立ち、全員の課長が集まりお話しました。
 私は市役所の仕事というのは、市民のため社会のため働いて、給料が保障される、本当に良い仕事だと思います。
 自分のこの1年の仕事が市民の皆さんにどのように胸を張れるか、来年はこうしますとはっきり言えるか、自問しながらお正月を迎えてください。

 来年もよろしくお願いします。
 市民の皆様、どうか良いお年をお迎えください。

市長が全職員の前でお話ししている写真