元気がでるコンサート(市長日記H29.12.12)

更新日:2020年03月24日

 南アフリカの歌や手作りのマリンバ(木琴)、ジェンベ(太鼓)の演奏、踊り出すようなリズム、会場みんなで楽しめるコンサート「元気がでるコンサート」が12月9日(土曜日)、大芋複合教育施設(旧大芋小学校)で開催されました。
 このコンサートは丹波篠山太鼓「鼓篠組(こじょうぐみ)」のサブリーダーを務める泉水 雄太さんが中心となり企画して、今回で5回目です。

 コンサートは2部構成で、第1部は鼓篠組の和太鼓・篠笛ユニット「破天鼓」の泉水 真季さん、山内 直子さん、泉水 雄太さんによる力強い和太鼓や篠笛の演奏で心に響きました。
 また泉水 雄太さんは、丹波焼とコラボして何か自分だけの表現ができないかと、丹波焼のツボを優しく叩きながら民謡の「ふるさと」を披露。面白い挑戦でこれからが楽しみです。
 和太鼓の演奏が盛り上がってくると、よさこいグループ「丹波篠山楽空間」のメンバーも旗を振って踊りで加わり、さらに迫力がありました。

 第2部がジョセフ・ンコシさんとトモミさんによるマリンバ・ジャンベの演奏。ジョセフ・ンコシさんは南アフリカ人でトモミさんは日本人で二人は夫婦です。
日本でも多数活躍されており、ミュージックステーションなどのテレビ番組や音楽グループ「ゆず」のミュージックビデオにも出演されている有名なマリンバ奏者です。
 その演奏は体が勝手に踊りだすようなリズムです。南アフリカの音楽は速いリズミカルなものが多いそうですが、ゆっくりしたものも披露してくれました。
ンコシさんは「南アフリカではみんな走っているので、速いのは得意です。
 ゆっくりが苦手。とても難しい」と曲の途中に笑い話をしてくれました。

 最後の方で「ショショローザ」という曲がありました。南アフリカでのサッカーワールドカップで、黒人と白人が一緒になって大合唱したという伝承曲で、「ショショローザ」のところをお客さんみんなで歌ったのが印象的です。
 「ショショローザ」には、前に向かって進んでいこう、との意味があるそうです。
 最後は「破天鼓」や「楽空間」の皆さんも加わり、会場は大盛り上がりでした。

和太鼓・篠笛ユニットの演奏が盛り上がり、よさこいグループ「丹波篠山楽空間」のメンバーも旗を振って踊りで加わり盛り上がっている様子の写真
大きな和太鼓を叩いている男性の後姿の写真
ジョセフ・ンコシさんとトモミさんによるマリンバ・ジャンベの演奏の様子の写真
ジョセフ・ンコシさんとトモミさんによるマリンバ・ジャンベの演奏の様子を後方の観客席から映している写真
ジョセフ・ンコシさん達の演奏に「丹波篠山楽空間」のメンバーも加わって大きなオレンジ色と黄色の旗を振って演奏を盛り上げている様子の写真
「丹波篠山楽空間」のメンバーが「楽」と書かれたオレンジ色の大きな旗を振って演奏を盛り上げている様子の写真