職員の給与削減は3月まで(市長日記H29.3.2)

更新日:2020年03月24日

 私が市長に就任した当初の最大の課題は「財政再建」でした。
 第二の夕張かとも言われ、おかげで、たけしのTVタックルにも出演させていただきました。
 平成20年度から、市民あげて策定した篠山再生計画を実行してきましたが、次のとおり着実に前進しています。

(1)将来負担比率

将来負担比率の年度別折れ線グラフ

(2)実質公債費比率

実質公債費比率の年度別折れ線グラフ

(3)市債(市の借金)の残高

一般会計の借金

 平成19年度:480億円 ⇒ 平成29年度:194億円

すべての借金

 平成19年度:1,035億円 ⇒ 平成29年度:588億円

 篠山再生計画推進委員会からは、「多項目にわたる行財政改革を着実に実施してきた結果、収支見通しでは、平成31年度には収支バランスがとれる段階にきた。」とされていますが、平成27年度決算の実質公債費比率は県内でワースト1となっており、これからも人口減少のなか、公共施設の老朽化、社会保障費の増加など、厳しいことに間違いありません。
 従って、今後とも健全財政に努めていかなければなりません。

 なお、再生計画の柱の一つとして取り組んできた一般職員の給与削減については、本年3月末を区切りとします。
 8年6ヶ月にわたる削減は県内でも例がなく、長い間の職員の協力に感謝いたします。