ベトナムからフエ市長にお越しいただきました(市長日記H29.3.8)

更新日:2020年03月24日

 ベトナムのフエ市から、市長をはじめ5名の方にお越しいただきました。
 本年秋に開校する篠山学園(丹南高校跡地)への留学生募集にあたり、フエ市長がフエ市の若者にとって有益であると理解され、市長自ら留学を支援するためにも、まず自ら視察し、これを機にフエ市と篠山市でどのような交流が可能かを話し合いたいと表敬訪問していただきました。

 お越しいただいたのは、ベトナムフエ市長 グェン・バン・タン氏、フエ医療短期大学学長 ヴェン・ヴァン・トゥアン氏、国際協力センター所長 ヴェン・イック・ホアン氏、フエ市日越交流センター副所長 バオ・ミン氏、日越交流委員会付属日本語学校主任 トュアン・ティ・ミー・フーン氏の皆さんです。
 篠山学園の受入れ側として、医療法人協和会の木曽賢造会長がご案内くださいました。

 フエ市は、日本の京都のような歴史が残る古都で、世界文化遺産にも認定されています。フエ市長は、篠山を訪れて、「フエ市と風景や古い文化が似ており、留学生支援に加えて、文化交流などもしていきたい」とおっしゃっていただきました。
 篠山市としても、ユネスコ創造都市への加盟から、世界のまちと交流する機会が増えていますが、フエ市のように、歴史文化を大切にしているまちと交流が深まることは、とても意義があると思います。

 また、日本では医療福祉関係の人材が必要となっており、ベトナムから若者が学びに来て、日本の医療機関で働いてもらうことは、とても大きな戦力となります。
 ただし、日本への留学には、日本語検定2級という厳しいハードルがあります。フエ市では日本語を熱心に学んでいる真面目で忍耐強い若者が多く、このハードルをクリアするため、日本語学校の特別クラスを設置し、先生方が懸命に指導されています。
 今後、優秀な留学生に来てもうことを期待しています。

市長とスーツ姿の男性が額縁に入った絵画を二人で持っている写真
市長と男性3人が篠山市と書かれた壁の前で並んでいる写真

左から、医療法人協和会の木曽賢造会長、ベトナムフエ市長