3月1日から病児保育施設「にこにこ」はじまる!(市長日記H29.3.1)

更新日:2020年03月24日

 働くお母さんが安心して病気の子どもを預けられる病児保育施設「にこにこ」の利用が始まりました。
 入口から入ると、先生方の写真がはってあり、今日の先生も分かります。
 部屋の壁にはかわいい絵がたくさん貼ってあって、とてもあたたかい雰囲気です。手洗い場の凹凸があるところには、アンパンマンの絵の仕切りで安全に目隠しされています。
 「どんなところかな?」と不安に思っておられるお母さんも、一目で安心できるような心づかいがあちらこちらに感じられます。

 部屋は、広くて仕切りができる部屋と、隔離が必要な子のために出入り口やトイレが別になった部屋、水回りの部屋などに分かれています。
 簡易式のベッドやマットは水洗いでき、シーツや布団カバーは、毎回洗濯して清潔に保ってあります。おもちゃや絵本はスタッフが持ち寄ってくださったものもあり、みんなの支えで運営されています。

 施設長の小嶋 みち先生は、「子どもさんが熱を出されるのは急で、お母さんは子どもの体と仕事の両方で心配も大きいと思います。でも、子どもをあずけることを悪いことと思わず、気兼ねしないできてください。お母さんに安心してもらって余裕を持ってもらうことで、お子さんも家族もみんなにこにこできるように願っています。」とおっしゃっています。

 また、堀毛 久美子主任は、「自分自身も子育てしながら仕事をしてきて、預けてみてもらう大変さと、保育園で働いていて、もう1日お休みすれば治りそうなお子さんを預かるもどかしさの両方を体験し、このような病児保育施設が必要だと思っていました。篠山市で、この施設ができてとても良かったと思いますので、お母さんには、安心して来てもらって、帰ってもらいたいです。」と言われています。

 まずは、事前登録をしていただき、いざという時に利用してください。
 利用の時には、かかりつけ医の診断の後、予約してもらえば利用できます。(小嶋医院の隣にありますが、小嶋先生のかかりつけでなくても利用できます。再度の受診はありません。預かり中には、小嶋先生が様子をチェックしてくださいます)
 子育て中のお母さん方の間で、ぜひ情報を広めていただき、安心してご利用ください。

病児保育施設にこにこの外観写真
壁に貼られた木の切り絵に貼られたスタッフの紹介写真
本棚やおもちゃ、机が整理されている施設室内の様子の写真
手洗い場の凹凸があるところにアンパンマンの絵の仕切りで安全に目隠しをしている室内の写真
手洗い場の凹凸を隠しているアンパンマンの絵の仕切りを外した様子の写真
広い部屋を木のフレームで出来たガラスの仕切りで区切った様子の写真
部屋に置かれた簡易式の青いベッドの写真
クローゼットから緑色のマットを出している女性の写真
壁に、かぞく・あんしん・えがお。とかかれ6匹のカメが描かれた絵の写真