合同災害警備訓練(市長日記H29.4.14)

更新日:2020年03月24日

 発生から14日で1年を迎える熊本地震の教訓を生かそうと、倒壊した家屋から被災者を救助する「合同災害警備訓練」が、老朽化で取り壊し予定の篠山市東新町の市営住宅でありました。

 市、市消防本部、警察、自衛隊の関係機関から約100人が参加し、災害対応能力の向上及び関係機関との連携強化を図ることを目的に実施されたものです。

 県警が主催し、行政や自衛隊などと合同で災害警備訓練をするのは初めてとなります。また、今回の災害警備訓練は、実際の災害現場を想定し、事前に訓練内容を知らせない「ブラインド方式」で行われました。

 また、余震が続いた熊本を教訓に、救出中に余震発生で作業を一時中断する想定も設けられ、実際の災害現場さながらの緊迫した状況の中で救助作業が行われました。想定されていた時間内に、建物に閉じ込められているすべての人を救出することができました。

 今後も関係機関と連携をとりながら、災害に強いまちを目指し市民の方が安心して生活できるように取り組みたいと思います。

災害訓練で2人の男性がドローンを飛ばしてる写真
1人の男性が敬礼をしてる前に沢山の園児がお話を聞こうとしている写真
警察、消防職員の関係機関の方達が話を聞いている写真
テントの中で職員の方が他のメンバーに指示している様子やホワイトボードに文字を記載している写真
警察の方と自衛隊員が打ち合わせをしている写真
沢山の警察の方が家を一軒一軒見回っている写真
消防隊員の方が家のドア開けようとチェンソーを使って作業している写真
警察の方がケガをした方をタンカーに乗せて運んでいる写真